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ディズニー「なんでもない日おめでとう」ツイートへの違和感のある批判

日本のディズニーの公式アカウントがつぶやいた「なんでもない日おめでとう」のツイートが物議を醸しているらしいが、何とも理解しがたい批判が続いている。多くの日本国民は8月9日は長崎に原爆が投下された日だとして、批判をしている。なんでもない日なんかじゃないだろう!と批判している。だからなんだ?としか言いようがない。原爆を投下された日なのは知っている。だが、それが何なんだ?国民の多くが関心を持っているのはその通りで、それを何でもない日として捉えてはいけないのか?

じゃあ、聞くが、365日、日本のどこかで誰かは悲しい思いに暮れているはずですよね。原爆投下の日もそのうちの1日に過ぎない。1つの出来事に過ぎない。8月9日に特別な思いを持っているのは、原爆関連だけじゃないでしょう。他にもいろいろな特別な思いを持っている人がいるはず。誰かの命日とか、考え出せばいろいろある。それをだ、このツイートへの批判として、長崎への原爆投下しか持ち出さない人たちは、他はどうでも良いと持っているのではないでしょうか?

長崎への原爆投下がなんでもない日じゃないだろう!という批判をするのであれば、365日こういう批判が飛んでこないといけない。誰かにとって特別じゃない日は1日たりとも存在しないはず。例えば、8月10日に同じツイートしていたら、同じように批判が飛んできたか?というと、絶対にそうではないでしょうね。8月10日という日は多くの人にとってどうでも良い日かもしれないが、一部の人にとってはそうじゃないはず。何かしら特別な日のはず。

そうなれば、365日誰かにとって特別な日になってしまうのだから、このツイートがいつなされたものであっても同じような批判がこないといけないが、現実はそうではないでしょう。それは原爆投下という出来事とどうではない出来事を差別的目線で見ているから、つまり、重大さが違うとでも言いたいのでしょう。たくさん人が亡くなる出来事はニュースでも報道されるし、国民の関心ごとになりやすい。ただ、亡くなった人が少ないような事件などはどうでも良いように見るのは何か腑に落ちない。

実際、原爆投下の出来事に対してこういう批判をするが、1人が交通事故によって亡くなったというニュースでは知らん振りという人がいたならば、そういうことでしょう。人が亡くなる数が少ない出来事にそんな批判をする価値はないと思っているのではないか?と思います。私はそういう目が嫌なので、このツイートへの批判は勿論しない。それは批判をするとなれば、先ほども言ったように365日毎日同じような思いで生きないといけないが、それは疲れるから。誰かのための特別な日をいつも胸に刻んで生きるのは現実的に厳しい。だから、私自身も全ての人のことを考えて1日を過ごすということができていないので、ディズニーのツイートについて文句を言う権利はないと思っている。

交通事故で1人が亡くなったとなれば、その家族にとってはその日1日は特別になってしまうでしょう。はっきり言って、その家族にとっては原爆投下よりもそっちの方が特別な出来事のはずです。それが365日毎日ありえるわけ。何度も言うが、誰かにとって特別じゃない日は365日のうち、1日たりともない。そうであれば、365日のうち、いつ同様のツイートがされても、同様の批判をするような人間じゃなければ今回の批判は説得力がない。逆に8月10には同様の批判をいないのであれば、そういう人は少数が亡くなる出来事なんかどうでも良いと思っているような人間と思われてもしょうがない。何故原爆投下の日だけなの?何故多くの方が亡くなった日だけが特別なの?これに答えられるのだろうか?そして、あなたは8月10日にも同様の批判をしただろうか?

そもそも、この「なんでもない日」という意味を、批判している人は勘違いをしている。同じくこのツイート批判を批判している長谷川豊氏のブログによると、以下の意味があるらしいです。

>8月9日にディズニーの公式ツイッターに次のようなメッセージが更新された。

「なんでもない日おめでとう。」

これは、かの有名な児童文学である「不思議の国のアリス」のワンシーンに登場する「The Unbirthday Song(誕生日ではない日の歌)」の話だ。はっきり言って、多少の教養があれば、かなり誰でも知ってるレベルの話であり、「美女と野獣」の「Beauty and the Beast」や「オズの魔法使いの「Over The Rainbow」、「サウンドオブミュージック」の「ドレミの歌」などと同様に、「不思議の国のアリス」の中では、もっとも有名な楽曲の一つである。

不思議の国に迷い込んだアリスがいかれた帽子屋と三角うさぎのパーティーに遭遇するシーン。彼らは
「誕生日だけを祝うのなら、1年で1日しか祝えないじゃないか」
「誕生日以外の日だっておめでたい1日なんだ」
と言ってパーティーをしているのである。

もともと、言葉遊びや、矛盾した表現を多用している「不思議の国のアリス」の中でも、「誕生日以外だって特別な1日だ」という表現は共感を呼び、

「The Unbirthday Song」=『誕生日ではない日の歌』

はとても人気のある、明るいナンバーの一つなのだ。
ディズニージャパンは『誕生日でない日』という歌をより分かり易く表現するために「なんでもない1日」と意訳し、「みなさんが『なんでもない1日』と思っている日常の毎日が、実はとても素敵な1日なんです」と歌っているのだ。
私は、その意訳がとても気に入っている。逆説的で原作の「不思議の国のアリス」の意味もしっかりと組みこめていると考えるからだ。
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