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「就職活動」なんて、概念そのものが要らないんじゃいないの!?

よく新卒で入社した学生の3年以内の離職率なんてものが発表されています。それは結構高い数字なんですけど、あれだけ苦労して得た内定を捨てている人が多くいるということですよね。今の時代、死んでも正社員の座を離さない!と意気込む労働者が多い中、こういった行為ができるということはそこが相当酷い労働環境なのか?と思うほどです。

また、実際に入社して働かせてみたら予想以上に使えない!と嘆いている人事だったり、新卒社員の上司だったりがいるわけで、一定の確率で就職活動を通して入社した会社が予想以上にダメだったり、苦労して採用した学生が仕事ができないということは往々にして起きているといえます。

そりゃ、そうだろ(笑)と私は言いたくなりますよ。たかだか数十分の面接をしただけで、分かるのは面接での振舞い方なわけです。それが仕事をこなす能力と直結する保証はない。おまけにずーっと面接を勝ち残ってきた学生が最終面接で不採用を食らうこともあります。この場合、先の面接官が苦労してわが社に入社させても問題ないと見抜いてきた中、最後の面接官だけがそうじゃない!と、先の面接官の評価を覆すわけです。面接官によって、結局評価なんて変わるというのはよくある話ですけどね。

つまり、面接官がそう簡単に学生の本性を見抜くことは難しいし、その判断基準も面接官によってバラバラ、そもそもその見抜いた本性は仕事とどう関係あるのか?の説明もなかなかつかない。結局、学生が面接で演じているのは優秀な就活生であり、優秀な社会人とは別の姿なのです。ですから、仮に面接で優秀な就活生を見抜けたとしても、それが優秀な社会人にイコールなわけではないから、採用した彼らが仕事ができる保証なんてないんです。

こうした現象はどうして起きるのか?というと、やり方が悪いからです。新卒一括採用なんかで面接を複数回やれば、きちんと学生の本性、または能力を見抜けたと思っている人がやたら多いのでしょう。こんな採用の仕方をしておいて、仕事ができない人たちに文句を言うのは甚だ遺憾です。

だから、大学3年から4年にかけて決まった時期に各企業と学生が足並みそろえて行う就職活動それ自体をなくすべきじゃないか?と思います。じゃあ、どうやって採用するのか?それは簡単です。アルバイトを正社員にするのです。要するに、大学時代から将来性社員として働きたい企業にアルバイトとして働き始めます。そして、勤務態度や成果に応じて徐々に待遇を上げていき、最終的には正社員にしてやるというのが道理に叶ったやり方だと思います。

これなら普段の勤務態度、仕事のやり方などをつぶさに観察できますから、面接みたいな嘘つき大会の中で学生の真の姿を見極めるなんてことは必要ありません。また、実際に仕事をして成果を観察できますから、仕事が出来ない人を正社員にするといったミスもなくなります。そして、就職活動に合わせて大量に必要な人事部の人間も大幅にカットできますし、費用もカット、さらには就職活動にかける時間もカットできます。ほーら、ムダがこんなに減りました。

学生側からしてみても、実際にアルバイトで働いてみて職場を体験できますから、入社後のミスマッチは格段に減るというか、ほぼ起きないでしょう。私の中ではいきなり学生を正社員にするのではなくて、まずはアルバイトから全員採用し、一定の基準を満たした人をどんどん正社員に上げていくというやり方で良いと思います。

問題があるとすれば、アルバイトを正社員に上げるための基準です。これは国がある程度のものを作って企業を規律していかないといけないと思います。また、懸念すべきことはアルバイトの採用が就活並に厳しくなるのではないか?ということです。それはあまりないような気がするんですよね。というか、会社の中の組織図は変わらないからです。

一定の正社員がいて、正社員候補のアルバイトがいるという構図になります。そして、外から必要に応じてまた将来の正社員候補のアルバイトを新規に雇い入れる。今だって、企業は正社員は減らしたいけど、アルバイトなどの非正規の労働者は欲しいですからね。今と一緒だと思います。

ただ、ある程度アルバイトが溜まって来るとこれ以上将来の正社員を約束してのアルバイトは募集しづらくなりますから、その場合には今と同じ待遇(正社員は約束されていない)アルバイトを雇うということで良いのではないでしょうか?アルバイトが普通のアルバイトと将来は正社員になるであろうアルバイトの二重構造になりますね。ただ、待遇などで差はつけない方が良いと思います。

これで、結局学生が就職活動という決まった時期に行うイベントに参加する必要がなくなり学業に専念できます。在学中でも、卒業後でも働きたいと思ったタイミングで正社員候補となるアルバイトに応募してそこでまず働き始めることで良いのではないでしょうか?そうなれば、結局新卒一括採用なんてものは滅びて、既卒の人も問題なくアルバイトから正社員を目指していくことができると思います。

こうして、在学中に内定をとらないといけない!卒業してしまったら人生終わり!なんて強迫観念から逃れられるとともに、卒業してとりあえず一人旅でもしてから仕事をするか。といった、本来あるべき自由な生き方が社会的にも許される状態になるんじゃないかな?と思います。
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