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日本でもどう?国会議員をくじ引きで抽選する民主主義のあり方

国会議員をくじ引きで選ぶ。そんな案を聞いてどう思うでしょうか?くじ引き民主主義というのは、ヨーロッパなどでは普通に行われていたりするみたいです。議員というよりは、国の政策形成段階に国民を取り入れて、その国民はどう選ぶのか?というと、くじ引きなんです。そうやって選ばれた市民が政策について討論したり、立法段階に影響を与えたり、様々な取り組みが行われています。

日本でも実は、似たようなことはすでに行われています。利害関係にある人たちを呼んで意見を徴収する場を設けたりするのは、地方自治体や国レベルでも行われており、1番分かりやすいのは裁判員制度かもしれない。これはあくまでも候補者の話になるけど、無作為に選ばれた人たちから最終的に裁判員が選べれています。このやり方が正しいか?どうかはさておき、そういう取り組みもあるならば、国会議員などももはやくじ引きで決めても良いのでは?という声は出てきても不思議ではないでしょう。

議員というよりは、議員にかかわる職ということもいえるかもしれない。裁判員制度では、裁判や法律に詳しくない国民がかかわるわけですが、その目的は要は裁判官や法律家などのプロ目線ではない人たちからの意見を司法にも取り入れたいという思いから生まれたものでしょう。そうなると、政治を動かす人たちに市民目線を持った人たちを入れることも意義はあると思うのです。その結果どうなるか?というのはやってみないと分からない面も多いですけどね。

実際、選挙を通じて選ばれた国会議員が全員国民にとって望ましい人であるはずはなく、当選後議員としての仕事をしていくうえで様々な問題を起こしたり、スキャンダルに包まれてしまったりと、ニュース等で報じられることも多いです。知られていないものも含めたら相当かもしれない。今の国会議員の選出の仕方も完璧なわけではなく、当然不満が出てくる余地も大いにあるのです。そうなると、当然くじ引きによる選出も問題があるのは当然だろうが、どっちもどっちと言えるのかもしれない。

国会議員をくじ引きで選ぶ際に懸念される問題というのは、裁判員制度のときに懸念された問題とほぼ同じだと思います。要は政治家としての資質がない人が議員をやることの問題でしょう。そういう人が実際に議員にあるリスクは当然あります。ただ、政治に詳しくない人が政治家になることと、その結果が今よりも酷くなるということはイコールではないと思います。彼らが政治家になった結果、世の中がおかしくなるか?というと、それは素直には頷けない問題だと思います。

くじ引きで国会議員を選ぶと、選挙がないわけですから、選挙費用がそもそもかかりませんよね。選挙費用って、聞くところによると、相当な金額で、想像もつかないような金額みたいで、解散総選挙のときには、批判されていた記憶もありますが、その莫大な費用がかからないというメリットもあるということです。選挙がなくなれば、その分の費用を別の何かに回せますが、それをどう使うか?によってはまた揉めそうですけど。

一般市民が国会議員になるというのは、現実では、少なくとも日本ではありえない事態で、それが本当に起きたら一体どうなるんだろう?という興味はあるものの、現状の日本ではあまり実現しそうにない。当然、くじ引きになれば選挙で当選できている人たちは当選できなくなる。無作為に選ばれるということは、自分たちの努力で当選は果たせなくなるからです。国会議員全員に適用する必要はないかもしれない。一部の定数のみくじ引きにするとか。まずはそういうやり方で様子を見るとかもあるかもしれない。いずれにせよ、こうしたくじ引き民主主義の話は今後も考えていくと面白い話かもしれないですね。


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