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フジテレビ「逃走中」の視聴者反応から見る日本の労働環境との酷似性

数日前に今年もフジテレビでは「逃走中」という番組が放送されていました。私は第1回放送の頃から視聴しており、かなり古いファンなんです。第1回放送は2004年みたいで、当時は深夜での放送だったと思います。今はゴールデンで普通に放送されていますけど、私は昔の方が好きでしたね。というのも、普通に街中でやってましたから。

私はYoutubeでたまたま第1回の放送分がアップされていたので、久し振りに見てみました。当時は渋谷の街で行っており、お店のシャッターが多く閉まっていたので、人通りとか、車があまり通らないかなり朝の早い時間帯を選んで収録していたみたいです。やっぱり、今みたいに施設を作ったり、貸し切ったりするよりも当時の方が鬼ごっこらしい感じがします。

この第1回では、保坂尚毅さんがなんと、残り20分くらいずっと公園の木の上に登ってハンターに見つからずに逃げ切るという離れ業をやってのけます。それが久し振りに見てみて非常に懐かしい思いでした。そうやって、アイデアとか、ハンターと出会わない運とか、潜伏する場所選びなど、走力、持久力以外でも頭を結構使う企画なんですね。

そんな話は置いておいて、この逃走中という番組は近年、出演するタレントがいろいろな場面で非難に晒されることが多いのが特徴です。主に自主をした人、そして、番組途中から追加されたミッションに参加しない人が叩かれている対象でしょう。

自首をした人というのは最後まで逃げ切らないで、賞金を得ていることから、楽して大金を稼いだみたいなイメージがあるのではないでしょうか?そして、ミッションに参加しない人というのは番組上は自分だけが儲けられれば良いという、非常に自分勝手な映像に映ります。ただ、両者に共通しているのは別にルール違反ではないということ。立派な戦略の1つでしょう。

自首をすると、それまでに獲得した金額をそのまま受け取れます。ただ、今のルールだと自首をするとハンターが増えるというルールもあるそうで、自分が楽する代わりに他者が大変な思いをするという、非常に何ともいえない側面も併せ持っています。ただ、自首をするタイミングなども難しいですし、自首をするための電話ボックスを見つけるのも大変ですが、要するに欲張って大金を狙うよりも現状のお金を確実にゲットするという戦略なんですよね。仮にハンターが増えるのが嫌なら、全員が自首に動けば良いわけで。途中でリタイアしているわけですから、セコイように映りますけど、これも立派な戦略です。

そして、ミッションへの不参加というのは、みんながハンターに捕まるリスクを冒してミッションへの参加をして協力しているのに、1人だけそれに協力しない。そして、ミッションに参加した人たちがもたらしたメリットをミッションに不参加の人も享受できるという点で、経済学や政治学でいうところの「フリーライダー」という人という烙印を押されてしまうのでしょう。

ただ、これもまた番組が上手くルール作りをしている点だと思います。ミッションに参加するかどうかは完全に自由です。でも、ミッションが達成されないと、ハンターが増加するなどのデメリットを全員が受ける。何人かが参加して、ミッションを成功させると、デメリットは防ぐことができる。誰かがやってくれると思って、全員が参加しないのか?少なからず誰かが参加するのか?はたまた正義感溢れる人たちばかりで全員が参加するのか?ここはタレントたちの駆け引きも面白いですし、人間性が1番に出るところですね。

そして、ミッションに不参加の態度を示す人は後日ネットを中心にして叩かれるというのがいつもお決まりのパターンです(笑)ただ、フリーライダーみたいな人だらけだと、全員が困るわけですけど、番組史上全員がそういった人たちだったというケースは多分ないと思います。何だかんだで参加者全員のために頑張ってくれる人が毎回何人かはいます。だからこそ、過去の傾向からいって、フリーライダーに努めた方が明らかに合理的だし、得策だというのは反論できないほどの間違いない事実だと思います。

しかし、そういう賢い人間、合理性だけを優先して行動する人間はどうしても社会からは非難されるというのは逃走中という番組だけではなく、日常生活でも起きていることだと思います。先述した木の上に登ってハンターをずっと巻き続けた保坂尚輝さんもネット上では叩いている人も何人かいましたし、他人が頑張ってミッションに参加したり、逃げ回っているのに、自分だけが途中離脱で自首したり、ミッション不参加でフリーライダー、さらには木の上に登って楽しているという光景をどうも許せない人たちがいるんでしょうね。これって日本の今の労働の現場そのものな気がしますね。

自首を選ぶ人も、フリーライダーに走る人も、木の上で戦況を見つめているだけの人も、これは立派な戦略であり、当然にとるべき行為をした頭が賢い人たちだと思います。そういう人たちに怒りを覚える人、嫉妬する人はどうしても存在するのでしょうこの国では。別にタレント陣を叩く人たちを私は非難するわけではありませんが、こういう人たちを見ると日本の企業戦士たちの精神構造と似通っている部分が往々にしてありそうだな。と思っています。


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