トップページ | 全エントリー一覧 | RSS購読

キラキラネームのような読めない名前って何でダメなの?

こおブログでも何度かキラキラネームについて取り上げてきましたが、キラキラネームの弊害として挙げられるのは「読めない」ということみたいですね。読めない名前は確かに困るのかもしれないが、そもそもの前提として「読める名前が普通」っていう、認識がそもそもおかしくないか?と思うのです。だって、多くの親御さんは「読める名前」という基準で命名をされているケースってどれだけあるのでしょうか?付けた名前がたまたまよくある名前だから「読める」というだけの話だけだと思うのです。

例えば、男の人の名前で「剛」ってあると思うんですけど、これ「つよし」って読むじゃないですか?でも、これって、日常の中で「つよし」と読むケースって、人名の場合だけですよね?人名以外だと「ごう」と読むケースがほとんどというか、全てだと思います。つまり、普通に考えたら、人名で「つよし」(または、たけし、たかしなど)という名前を付けたら、通常は読めないってことだと思います。でも、それを読める人がいるのは「剛(つよし)」という名前が世の中に溢れているから、経験則で読めるというだけだと思います。

多くの方が言う、読める、読めないっていうのは、単に珍しくないか?珍しいか?という言葉と同義だと思うのです。だから、例えばテレビで見たんだけど「今鹿」という名前が最近、増えてきているらしいです。これ何と読むと思いますか?「なうしか」だそうです。由来はだいたい想像がつくと思いますけど、これだって、初見の人はなかなか読めないというか、読み方が分からないと思いますけど、これが10年、20年たって「ナウシカ」という名前の子が増えたら、さすがに読める人は増えますよ。だから、この名前が今度どれだけ世間に流行るか?という問題もありますけど、時間が経てば「ナウシカ」という名前も呼んでもらえる率は間違いなく高まる。

そして、「キラキラネーム最大の欠陥は奇抜なことではなく読めないこと」というページでは、命名研究家の牧野恭仁雄によって以下のことが書かれています。

>「最近は愛を『あ』、心を『こ』など漢字の読みを途中で分断するような読み方をさせたり、意味にとらわれない当て字を用いる名前が非常に増えており困ったものです。読みにくい名前をつけたがる親御さんには、『これから苦労しますよ』と忠告するのですが、『ハイハイ、わかってます』と会話を打ち切られてしまいます」

確かにあるよね。という感じですが、その本来の読み方を分断させるような読み方をさせている名前って、別に昔からあったと思いますよ。「桜」という字を人名で「お」と読ませる名前は何度か見たことありますが、「桜」は音読みでは「おう」とは読むけど「お」とは読みませんし、昔の人でもそういう名前の人いますし、こういう現象は今に始まったことではないと思う。それに読めないから苦労するというのはその通りかもしれないが、読めない名前なんて、別に少数派じゃないと思います。

名前を読めないから苦労するという、それ自体が余計なお世話になってしまう可能性もあるけど、読めない名前だと何でダメなんですかね?それは読める名前の方が世の中に多いから(これも本当か?どうか分からないけど)、読める名前をつけるのが当たり前という幻想にとらわれているだけじゃないか?と思うんですけど。読めない名前は意外に多いと思うし、仮に読める名前が多いからとしても、それって読めない名前をつけてはいけない理由にはならないと思う。読めない、または読みづらい名前をつけられた子がみんな猛反対しているとかならまだしも。


>「一番困るのはホテルに予約を入れる時です。特に『恭』の字を伝えるのが難しくて、数分かかってしまうこともある。これだけで人に迷惑をかけて生きている実感があります。キラキラネームは珍しかったり奇抜だったりするからいけないのではなく、読めないという欠陥があるから問題なのです。子供に不利益が生じる名前は避けたほうがいいと思うのですが」

この人のキラキラネームの定義もよく分からないけど、キラキラネームって単に読めない(珍しい)という要素だけではなく、キラキラ感の要素も付け加えられた名前だと思います。そうなると、この人は珍しい(読めない)という点のみでキラキラネームを非難しているように思えますけど、読めない名前なんていうのは、世にいくらでもあるでしょう。それをみんな否定するんですかね?私はTBSの「ロケみつ」という番組でやっていたとある企画で、難読ネームさんをたくさん見てきましたが、こりゃ読めないわwwwという名前で溢れていた。読めない名前の人を集めてみると、これだけの人になるんだなと改めて実感したのです。

いくつか例を紹介すると、「両充(ともたりさん)、「理(あやさん)」、「珠悠(みゆさん)」、「小桜(さくらさん)」、「全大(まさひろさん)」、「明晃(ひろあきさん)」など。これらって、キラキラ感はあんまないんじゃないか?と思います。響きだけ、読みだけで言うと、よくある名前の響きや読みじゃないですか?先ほどのナウシカさんみたいな読みも珍しいというわけではないので、キラキラネームという感じは個人的にはしないのですが、これまず初見で読めないですよね。私たちが思っている以上に読めない名前の人は多いですよ。確かに漢字を説明するときに苦労するというのはあるかもしれないが、それもって他人に迷惑をかけているからダメというのは、全く理解できない。

ホテルのフロントの人だって、相手の名前を理解するのも仕事の1つだろう。1分くらい良いじゃないか。スムーズに名前が伝わらないからそれで迷惑をかけているなんて言ったら、もう生きていけないですよ。向こうだって、そりゃ長く仕事をしていたら、スムーズに伝わらない名前なんて何回も出会っているだろうから、いちいち気にしないと思うんだけど。読めない不利益とかいうけど、読めないならその度に説明すれば言いだけだと思う。あと、この例って読めないことじゃなくて、漢字が難しいってことじゃないんですかね?例えばキラキラネームの代表格である「今鹿」という名前は、10秒くらいで相手に漢字も伝わると思いますよ。名前ってのは、元々は他人と自分を区別するためのものであって、逆によくある名前、珍しくなくて普通に読めてしまう名前ってのは、名前本来の意味を成していないのです。名前の本来の意味を無視して、「名は体を表す」といった付加価値のほうを優先させるような人が、キラキラネームを批判しているのだと思います。名前=読めないといけないとう一種の常識がそもそもおかしいのではないか?と思います。


関連記事

 
トラックバック
トラックバック送信先 :

プロフィール

Auther:さいてぇ(管理人)

ハンカチ世代の零細フリーランサーです。毎日とても眠くて起きるのが大変です”_| ̄|○”ハァハァハァ


ブログパーツ

スポンサードリンク

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム