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「ゆるい就職はフリーターと同じだろが!」←何か問題でも?

世間で流行っている「ゆるい就職」をご存知でしょうか?これは以前、ニート株式会社を発足させた若新雄純氏などが中心となって、既存の働き方を覆すような、新しい試みとして提唱されたものです。週3日の勤務で、給料は15万円と、条件はまずまず良い方かな?と思います。「ゆるい」というのは、働き方のことを言っているのであって、仕事自体はゆるくないとされています。仕事自体はきつくても、週の半分以上は休日なので、1日頑張れる可能性が高いですよね。

でも、それが月~金曜日まで続く。しかも、仕事自体もそれなりにきついとなれば、精神的な余裕はほとんどない。貴重な土日もただ、休むだけ。他に使いたいけど、体力回復が最優先で、なかなか自分らしい過ごし方ができない。それが現実的に多い労働者の姿じゃないか?と思うのです。しかし、勤務日数が週に3日なら、体力回復に充てる時間もそんなにいらないし、4日も休みがあれば、そりゃ当然使いたいように休日を使いやすいというのはあると思います。

要は「ワークライフバランス」を推し進めるための1番の策ともいえるのかもしれません。この「ゆるい就職」については、そもそも「ゆるくない」という批判が随所で見られます。その中でも、特に多いのが将来どうするんだ?親が死んだらどうするの?といった心配というか、批判ですね。このゆるい就職はあくまでも一過性のものとして、若新氏などは考えているようで、そこまで長く継続性のあるものではないという認識みたいです。

こういう批判がくるのはある程度予想がつきますけど、別にそれで良いんじゃないですか?このゆるい就職に惹かれる人と批判する人とでは、価値観がまるで違う。だから、ゆるい就職を批判する人は、正社員で働いているか?そういう働き方を望んでいる人でしょう。正社員が、ゆるい就職を含めた、派遣やアルバイトより安定しているのはそうかもしれないし、待遇が良いかもしれないけど、それももはや幻想なのでは?と思わずにはいられないのです。はっきり言って、派遣やアルバイトの方がマシじゃないか?と思えるような職場はあるでしょう。

私が学生時代に働いていたお店では、社員の人が「オレはバイト以下の時給で仕事してるんだぜ?」って嘆いてましたよ。だから、将来に対する備えとか、リスクとかを考えるならば、正社員だって同様の問題は孕んでいるでしょう。正社員だって、給料安い、クビになりやすい、リストラされやすい職場なんてたくさんありますよ。ゆるい就職は派遣やアルバイトと変わらないと指摘する声もありますけど、派遣やアルバイトと変わらない、もしくはそれ以下の正社員だって往々にして存在していると思います。だから、そのような批判については、そっくりそのまま返したいと思います。

そして、先ほど価値観の相違の話をしましたけど、私もゆるい就職を支持する側ですけど、将来のことなんてあまり考えてないんですよね。っていうか、今をちゃんと生きれないのに将来はあるのか?ただ会社に自分を捧げて身を削り続ける社畜に果たして将来はあるのか?ゆるい就職は、将来はどうなるか?分からないけど、少なくとも今は生活していけるだけの給料は貰えるし、自分のしたいことにも時間を使える。しかし、社畜は?今も将来もずーっと仕事中心の生活ですよ?この状況を果たして「将来がある」と言えるのでしょうか?

細く長く生きるか?太く短く生きるか?の差といってしまえばその通りだと思います。微妙な人生が長く続く方が良いのか?一瞬でも楽しい瞬間を作って短く生きていくのか?これはどちらが良いか?は人それぞれです。だって、早く死ぬよりは長生きした方が良いって言う人が多いんだろうけど、何で長生きをしたいんですか?長生きしたい理由があるとすれば、それは今が楽しいから、それを少しでも長く続けていたいからではないのでしょうか?逆に毎日あまり楽しくない。生きている実感すら感じるのが難しい、社畜にような毎日を続けていきたいのでしょうか?楽しくない毎日なら、その状況で長生きしたいなんて欲求は大分縮減されてしまうと思います。

細く長く生きるのに意味がないとは言わないですけど、結局太く短く生きる場合と比べても、どっちが良いか?やはり人ぞれぞれ。ゆるい就職が太く短く生きる方の生き方だとしても、それには十分意味がある。少なくとも、微妙な人生がずーと続くくらいなら、一花咲かせて、後は流れに身を任せる生き方も良いんじゃないか?そもそも、そういう生き方に惹かれる人が増えたこと、そういう働き方を選択したくなるような誘因を作ってしまったのは国の責任でしょう。多くの人が人間らしい生き方、働き方ができていない現状を踏まえて、こういう需要が生まれたのでしょうから。

そもそも、そりゃ将来を見据えて安定した生き方、働き方が誰にも望めるなら、そうしているでしょう。でも、現実にはそれを望むと払わないといけない犠牲が出てくる。その犠牲はあまりにも大きい。ならば、将来に向けた安定とか、リスクの解消とか、そういったものいらない!と考えてる人が出てきた。というだけなんですから、元はといえば、この国にそもそも人間らしく働ける場所がほとんどない。という国の政策的な問題があるわけです。ですから、こういった働き方に惹かれていく人間を責めるのであれば、そういう考え方をしないといけない状況に追い込んだ国に責任追及を是非してください。まあ、私も正社員よりはフリーターの方が魅力あると思っている人間ですから、ゆるい就職がフリーターと同じような生き方だったとしても、別にそれが特に問題だとは思いません。そういう生き方を好む人が他にもたくさんいるってことですよ。


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