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バイト等のレジ業務でミスした過不足分は全額払う必要なし

コンビニやスーパーなどでレジでアルバイトをしている人もいるはずです。レジはお店の売り上げを直接扱う大切な仕事なはずです。ですから、当然責任感を持ってやらないといけないのですが、その中で失敗してしまうことも少なくありません。中には売り上げとレジに入っているお金が一致しない。計算をすると、一致するはずのお金が合わない。というケースです。この場合真っ先に目が行くのは、その計算ミスが発生したと思われる時間帯に勤務をしていたアルバイトです。

中にはアルバイトの人たちに責任を全て負わせる。要は過不足分のお金を全てアルバイトに払わせるというのが、ある意味慣行になってしまっている面もあります。多くの人、これはアルバイトも雇用主も含めて、多分法律をよく知らないから、こういうことを命じるのでしょうし、それを受け入れてしまうのだと思います。実際、過不足の金額によっては、その日1日分の日当に相当する額を払わされるようなケースもあり、納得いってない人も多くいるようです。

多くの人の疑問で多いのは、こういう場合に本当にアルバイトが責任をとって、過不足分の金額を払う必要があるのか?ということでしょう。これは結論からいうと、少なくとも過不足分全額を払う必要はないということです。まず確認しておきたいのが、雇用主が従業員を雇ってお店の利益を挙げているような場合では、従業員が犯したミスについても、一緒に損害を被る必要があるということです。

例えば、従業員が勤務中に自動車で事故を起こした場合、その発生した損害について従業員だけに責任を負わせるのではなく、雇用している会社が一緒に損害の責任を責任を負わないといけないのです。これは従業員に自動車を運転させて仕事を行わせることにより、会社は利益を得ており、またその得た利益は全額従業員に還元されてはおらず、多くの部分は会社側が持っていってしまいます。したがって、利益を得ている分、損害が出たなら、それについても補償していく必要があるのです。

実際問題として、多くありうるのは全額を支払わせているケースです。さすがに全額というのは過去の判例から見ても公平性を逸している。要はお店の中で発生した損害について、例えば従業員にのみ非があったとしても、全額を負担させるのはおかしいということみたいですね。どのくらいでその損害分を負担するか?というのはケースバイケースですが、少なくとも全額分を弁償せい!と言ってくるお店は、そっちの方が違法である可能性が高いということです。

コンビニやスーパーでのレジ業務はかなり多額の金額を扱う仕事のため、課される責任というのもちょっと大きいです。プレッシャーも大きい。でも、時給は大したことなくて、おまけにミスをしたらお金を払え!と言われる。こういう状況が罷り通っているとしたら、それこそ酷い状況なんじゃないか?と思えて仕方ありません。バイトは待遇は酷いけど、責任だけは一人前というよく分からない理論がこの国にはあるみたいですが、それもおかしいのでは?と思います。アルバイトと正社員って、明らかに身分が違いますよね。でも、雇う側にとって都合の良い部分だけ同じに扱うというのも、労働者側からしたら当然納得いきません。

ちなみに、こういうケースで過不足分の全額支払いを命じられた場合には、払う必要は基本的にはないと思いますから、労基署に相談しに行きましょう。すると、解決策を提示してくれるはずです。また、足りない分全額ではないけれど、その金額に納得いかない場合、ちょっとこれ自分が払う分が多すぎるのでは?という場合も、労働基準監督署に相談に行っても良いかもしれません。それくらいのことでいちいち行ってられないという人は別に本人が損するかもしれないだけなので、構いませんけど。正社員は勿論ですけど、アルバイトやパートといえども、労働法について、ある程度知っておく必要があると思います。知らないとお店側に舐められるだけですから。お店側も、どうせ従業員は法律ろくに知らないから、適当なこと言っても分かるわけないよな(笑)とか思っているかもしれませんから。


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