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働く人の減少を危惧する職業は、世の中に必要な仕事なの?

ベーシックインカムを導入すると、本当に必要な労働に従事する人がいなくなる、または減るという記述を別のサイトで見たんですが、それはそうかもしれない。しかし、それが何か問題でも?というか、本当に必要な職業や労働って、どれだけあるんでしょうか?そのサイトには例として警察官や消防士などの人が挙げられていました。これらの職業って、なきゃ困りますか?あったら便利だとは思うけど、ないと困るまではいえないと思います。だって、これらの職業がない時代があったんですよ?そのときに世の中は常に混乱状態だったんでしょうか?

もっと言うと、本当に必要な職業なら、やる人がいなくなるわけないんです。やる人が誰もいない。それは客観的に「なくても困らない職業」になると思います。例えば、会社のオフィスのトイレの清掃員がベーシックインカムの導入と同時に誰もいなくなった。今まで清掃員の力に頼っていたため、誰もやらないからトイレはどんどん臭くなっていく。このままだと仕事もままならない。さあ、どうする!?ここで誰もやらないとしたら、じゃあそれで構わないってことでしょう?いやいや、この状態はマズイって誰かが思うなら、誰かが掃除するでしょう。特にその会社で働いている従業員とかが。

別の例を挙げると、じゃあコンビニで働く人がいなくなる。そして、コンビニは潰れて日本からなくなった。この段階で困るなんて言い出す奴は、どうして率先して店員をやらないのか?説得力が皆無です。要はコンビニが潰れてほしくない人がいるなら、その人は潰れない方向に動くべきなんです。それは会社の経営者だってそうです。コンビニが潰れて良いなら放っておけば良いけど、店員がいなくなっていよいよ潰れそうだ。ヤバイ!となったら、経営陣自らコンビニに出向いて店員をやるとかね。それをしないのなら、潰れても構わないと評価するのが妥当な気がします。

今は便利なコンビニで働いてくれる人が嫌というほどいる。だからこそ、その便利さを享受するために特別なコストを個人が払わなくて済んでいる。要は既得権益と同じで、今持っている便利さを失いたくない。でも、特別な犠牲を払いたくない。という人がこういうことを言うんです。私たちがコンビニの便利さを享受できているのは、どうしてか?それは働かないと生きていけないように社会のシステムを構築し、その中でコンビニの店員という低賃金の労働を用意し、その仕事をやるしかない、その仕事しか就けない人が現実的にいて、その人がコンビニの店員をやるしかないからです。そういう状況を意図的に作り出してるからなのです。要は社会全体がコンビニという利便性を享受するために、ごく一部の人間に犠牲を払わせているからです。

そういう一部の人間がベーシックインカムが導入されると、晴れて自由になってコンビニの店員はやらずに済む。でも、そのせいでそれ以外の人間がコンビニの便利さを失う。だから、それは困る!今まで通り一部の人間が犠牲になって、俺たちに利便性を提供しろ!と言ってくるのです。あまりに自分勝手だなと。要は福島県に原子力発電所を作って、東京の人たちがその恩恵を受けている構図と同じだと思います。誰かの犠牲のうえに成り立っている利便性を既得権益のように平気で主張するのだから。

先ほど挙げた警察官や消防士だってそうだ。コンビニの店員よりは世の中の必要性は高そうな仕事ですけど、これらの職業だって、コンビニの店員同様、私たちの日常に利便性を提供してくれているに等しいと思います。これらの仕事に従事する人がいなくなれば、その瞬間に私たちの生活が崩壊するわけじゃない。不都合が出てくるというだけ。それはコンビニがなくなった場合と同じですね。さっきと同じで、じゃあ警察官がいなくなって本当に困るなら、警察官に率先してなろうとする人が増えるか、昔みたいに自警団みたいのを組織する人が増えるのではないでしょうか?

逆にそういう動きがないなら、警察官なんていらなかったってことでしょう。だって、誰もやらないんだもん。あえて自分たちがやらないといけないほどの必要性がないという職業だったということでしょう。必要!必要!と声高に叫びながら、誰もやろうとしない状況がはあるとするならば、それって本当に必要なの?と首を傾げてしまいます。ベーシックインカムが導入されると、誰もやりたくないような仕事(賃金が低い、労働が過酷など)を今のように、無理矢理誰かにやらせるシステムが崩壊します。これは世の中の大多数の人にとっては打撃があることでしょう。ただ、それは長年そういうシステムを維持してきたツケだと思います。

本来なら世の中で特に必要性が高い、誰もやりたがらない仕事ほど高い賃金などの恩恵を与えて、誰かやってくれませんか?とお願いしなければならない。または自分たちでやる。それが適切だと思うんです。誰もやらない、自分もやらない、でもないと困る仕事を低賃金や重労働でこなさせて、その他多勢がその利便性だけを吸い取る。まるで虐めですか?あまりに酷い話だと思います。社会が今のようなシステムをとっているのは、社会の大多数にとってそれが1番効率的だから。社会の大多数にとって、少数が犠牲になってさえくれれば、自分たちが得をするから、国のトップがそういう社会のシステムを作り上げ、その他大勢の国民もそれに賛同し、利用し、搾取しているという構図なんでしょう。

そういう今の構図が崩壊すれば、先ほども言ったように大多数の人間は困る。生活のスタイルやレベルが変容するでしょう。というか、それが本来あるべき姿だと思うんです。本来あるべき姿に戻るだけでしょう。国や国民にとって、ベーシックインカムによって警察官や消防士がなくなって困るなら、困るあなたたちが是非これらの職業に就くか、自分たちでお金を出し合って、「誰かやってくれませんか?」とお願いするのが筋だと思います。それをしないのなら、そういう仕事は別にあえて言うほど必要な仕事じゃないと私は評価しますよ。



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