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内定者研修は自由参加なら、給与や日当貰えないのは違和感

無事、就職活動を行って内定が出た場合でも、卒業までずっと気楽に学生生活を楽しめるとは限りません。企業との関係は入社するまでにもずっと続いていくのです。それが内定者による研修です。多くの場合、内定者懇親会が終わった後に始まるパターンが多いかな?と思います。この内定者研修はやることは企業にもよりますけど、中にはかなりハードなことをやらされたり、卒業までの優雅な時間や学業にあてる時間が妨害されてしまう結果になるケースもあり、注意が必要かもしれません。

さて、皆さんが気になるのはこの入社前に行われる研修は給与がきちんと払われるのか?そもそも研修は仕事なのか?といったことでしょう。内定者研修で、所定の時間を過ごした場合に賃金が支払われるか?どうかはケースバイケースです。基本的は、給料が支払われるか?はその研修が強制によるものか?そうじゃないか?で分かれるみたいですね。事前に強制だと言われた研修に関しては参加すれば、企業はそれ相応の日当を支払う義務がありますけど、任意参加の場合は給料を支払う必要はない。無給にしても問題ないというのが法律の解釈みたいです。

しかし、普通に考えたら、参加がいくら任意でなされたものであっても、それへ参加をしないことが全く後々の影響を与えないとは言い切れないでしょう。要は特別のペナルティなどはなくても、知らない間に、労働者の見えないところで何かしらの力が働くかもしれない。それは当然に予想できます。ですから、明らかに立場が弱い学生からしてみれば、研修がいくら表面上は任意であっても、それに参加しないとマズイ雰囲気は感じているはずです。

こういう内定者研修はただの研修として行われているわけではなく、何度も言っていますけど、内定者を確実に自社に入社させるために、この時期に研修という名の囲い込みを行って、内定辞退を防ぐ思惑があります。したがって、企業としてみれば、その研修に参加しない学生というのは、その囲い込みが上手くいっていないケースであり、内定辞退のリスクを抱えたままということになってしまいます。

ですから、場合によっては内定取り消しをほのめかしたりもするので、企業にもよりますけど、研修の回数や頻度があまり多いような企業というのは、囲い込みに本気出してるな。と感じてもらって結構だと思います。別にこの時期にあえてやらないといけない研修というのは、そうはないと思うので。内定者研修がかなり多くあるような企業は、正直言って、個人的にはどうかと思います。内定辞退を防ぎたい思惑は分かりますが、要はこの時期の学生の自由な就職活動の妨害をしているに等しく、また学生の学業を妨害してもいますね。

この時期は卒業がかかる大切な時期でもあり、その時期にしつこいくらいに研修を重ねてくるような企業は、卒業まで妨害したいのか?と思います。自社に入社してほしい気持ちは分かりますが、それが行き過ぎて卒業がえきなくなったら本末転倒です。さすがに卒業が危うくなりそうだったら、学生もボイコットすると思いますけど、学生の都合を慮らないで、内定式から内定者研修まで、かなり呼び出す機会が多いような企業は、学生も萎えると同時に不信感すら覚える気がします。そういう意味では、自分が働く会社は本当にここで良いのか?それを判断する最後のチャンスかもしれません。

話はちょっと逸れましたけど、強制じゃないから賃金を払わなくて良いという法律上の解釈というのは、時代遅れというか、実情に沿ってないと思うのです。両者が対等なら強制性の有無で賃金支払い義務の有無を決めて良いと思うのですが、そうじゃないのです。学生の方が明らかに立場が弱い。複数内定を得れば、別にオカシナ企業というか、自分から見て入りたくない企業であれば、そこは蹴れば良いだけですけど、1個しか内定がなければ、内定後も相変わらず学生の方が立場が弱いです。

そうなると、そりゃ強制じゃなくたって、参加しないで後々何かしら問題を抱えるのは嫌な学生は、結局参加せざるを得ないのです。実際、2chまとめなどを見ると、内定者研修を欠席したら、それだけで内定取り消しとかいう、呆れたケースもあったみたいです。内定取り消しは企業が自由に決められるわけではないので、このケースでは認められるとは思いませんけど。したがって、こういうケースに遭いたくない学生が多いでしょうから、そりゃ無用なトラブルを避けるために、企業の言いなりになりやすいのです。

したがって、自由参加なら賃金を支払う必要がないとなると、もはやほとんど企業は無給で研修をさせることが可能になってしまいます。それも随分理不尽な気がしますし、法律と現実が合致していない抜け道みたいなところを企業がついているのでは?と思えてなりません。こういう自体は社会人になって働いた後でも十分考えられます。酷いのはサービス残業ですよ。これは確実に強制性が伴っているもののように思えますけど、結局サービス残業だって永遠になくなる気配はないし、労働者が会社にひれ伏す構造は働く前も後も一向に変わらない。ということでしょう。この国では、企業によっては働く前からすでに社畜を強いられてしまう世の中なんでしょう。


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