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「年金より生活保護の方が得だろ」←全く同意できない

少し前から「年金を払うよりも、生活保護に頼った方が老後は得なのでは?」という声が聞こえてきます。皮肉を込めて、そういうことを言っているのかもしれないけど、どこが得なんでしょうかね?私には理解できないのですが。あと、これ非常に大切なんですけど、年金を保険料を納め続けるより、それを納めないで生活保護を受給した方が得というのなら、そうすれば良いじゃないですか?何でしないんですか?それをしたいけけど、年金保険料を強制的に徴収されるんだよ!という主張なら、私は理解できます。

・本当に不公平なのは、年金を利用するか?しないかの選択権の有無
確かにサラリーマンとかは有無を言わさず年金保険料をとられてしまうので、確かに年金を将来利用するか?の選択権がありません。したがって、選択できる人とできない人がいるのは不公平じゃないか?という主張は理解できます。不公平を主張するなら、私はそこを突くべきだと思うんです。だいたい、普通に考えて、社会保障っていうのは、全員に公平に恩恵が行き渡るわけないんです。年金だって、生涯で受給できる金額は異なります。自分の払った保険料以上の金額を貰っている人は、それだけ生活保護を受けていると状況は変わらないわけですよ。そのお金を生活保護と呼ぶか?年金と呼ぶか?の違いでしかないわけ。

年金受給者の中で、貰える金額が違うというのは不公平ではないのか?不公平を前提にしている制度ですから、年金制度が成り立っていると見ることもできるでしょうけど。ですから、年金を代表するように、社会保障は基本的には不公平なんです。全員が全員同じように恩恵を受けるのはおよそ不可能です。したがって、その不公平な制度を将来、自分が利用するか?いなか?を決定できれば別に不公平ではないでしょう?問題なのは決定できる人とできない人がいるということ。そこは不公平だと思うわけです。

だから、自営業者とかであれば、年金よりも生活保護の方が得だと思うのなら、じゃあ年金保険料払わないで、将来は生活保護を当てにすれば良いじゃないですか?そっちの方が得だと思うのなら、そう行動しないと言っていることとやっていることが一貫していないのです。何で得だと思う方を利用しないのでしょうか?それは結局は心の中では、生活保護を利用したくないからでしょう。でも、実際に利用している人の方が良い生活をしていると思っているから、それが気に食わないのではないか?と思うのです。でも、本当に生活保護の方が得なんですかね?


・生活保護が年金よりも得じゃないと思う理由
私は生活保護の方が年金よりも得だとは全く思えないんですけどね。だいたい、両者を比較して損得勘定をしている人は1月あたりの金額を比べています。1月あたりの金額を比べると、数万円程度生活保護の方が平均すると高いみたいです。ところで、年金って1ヶ月しか貰えないんですか?違いますよね。金額を比べるなら、もっと長いスパンで比べないと意味がないと思うんです。年金は受給されれば一生涯支給され続けるものです。生活保護はどうですか?そもそも期間は決まっていません。自治体が不適当と判断すれば、その瞬間に打ち切られます。それがいつ来るか?分かりません。

年金を貰っている人が平均何年くらい受給しているのか?不明ですが、20年くらい貰っている人は多いと思います。さて、生活保護が20年支給され続けますか?絶対にありえないと思うんですけど。結局、1月あたりで見たら、確かに生活保護の方が得かもしれないが、長期的に見たら年金の方が支給金額は間違いなく高いでしょう。年金は一生涯保証されるから、収入が安定して安心感もあるでしょうけど、生活保護はそんな安心感皆無ですよ。明日打ち切られるかもしれないのだから。だから、私は老後生活保護に頼るから、保険料払わなくて良いや!と思える人の気持ちはあまり理解できません。

そもそも、自分が老後になったときに生活保護がどうなっているか?も分からない。今だって、受給資格がある人のうち8割以上が受給できいない現状なのに、その状況で、将来生活保護に頼るというのは、あまりにリスキーです。私なら絶対にやらないですよ。したい人がいれば、別に止めませんけど。でも、客観的に見て、年金よりも生活保護の方が得だと言える現状はあまりないのでは?と思うのです。


・将来的には是非一本化してほしい
私は生活保護にも年金にも頼ろうという気持ちはありません。生活保護は前述した通り、将来どうなっているか?分からないですし、今以上に受給のための審査が厳しくなるでしょう。年金は世代がどんどん後にいくごとに支給開始年齢、支給金額が下がっていくみたいで、こちらは保険料を払ってさえいれば、確実に受給はできるでしょうが、その旨みはどんどん減少していくと思われます。要はどちらも信用できない、当てにできないということです。

個人的には年金制度については限界がきていると思うんですよ。今だって、不満の声が聞こえているのに、じゃあ何十年か経ったら、どうなるんだろう?と思います。したがって、年金と生活保護の問題で不公平だと感じる人は一本化の流れに是非行動してほしいと思います。不公平だと思うのに、年金保険料を支払ったままでは、不公平感は一生解消されません。どうせまた、生活保護の逆転現象の解消のために金額を下げろと言うんでしょうけど、それは無理でしょう。年金受給者と違って、彼らには貯金がほぼないので、年金と同じ金額にしたら生活がきつすぎます。

生活保護の方が得だと思うのなら、是非将来は生活保護を受給してください。そうすれば年金は保険料が集まらなくなって、破綻に傾くかもしれない。あと、サラリーマン等の人に保険料の天引きについても抗議すべきでしょう。これも自由になれば、年金の破綻に近づく可能性を持っていると思います。私は年金制度について、不信感しかありませんから、基本的には淘汰されるか、生活保護と一本化するのが良いと思っています。年金の方が損だと思っているのに、年金保険料を払い続けているような人も、そのような考えを持ってくれると将来は少しはマシになるのではないでしょうか?
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