トップページ | 全エントリー一覧 | RSS購読

「仕事に対するやりがい」を全面に出してくる企業は危ないと思った方が良い

「やりがい搾取」という言葉が一時期流行ったことがありますね。これは「やりがい」という非常に曖昧でどうともとれる言葉を提示して、労働者の気を引くという一種に社畜養成術とも言えるのかもしれません。最近は本当に就職活動支援サイトの個別の企業ページでこの「やりがい」という言葉を目にするようです。

そして、それは企業説明会でも同様で、「やりがい」という言葉をやたら口に出してアピールする企業があれば、私なら「ちょっと危ないんじゃ?」と感じるでしょうね。もっとアピールすべきところがあると思うんですよね。具体性のある、容易に想像できそうなモノがあるでしょう。

しかし、それを口に出さない、いや口に出せない。それはアピールになり得ないから。例えば、多くの人が求める給料とか、そういった具体性のある魅力ではアピールできない可能性がある。つまり、給料はそんなに払えない。まあ、給料額を前面に押し出してくる企業も珍しいですけどね。

実際、脱社畜ブログの管理人の方がつい最近『あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。』という本を書いたことは記憶新しいです。まあ、このタイトルを見た瞬間に共感できる人は少なくないだろうと思います。「やりがい搾取」という言葉が出てくる前にこの言葉につられてしまった人たちは今頃こう思っている人たちが多いのかもしれません。

労働者自身が給料の多さよりもやりがいを求めている!ということを言い放つのであれば、それはそれで結構なことだと思います。ただ、企業が「うちの仕事にはやりがいがある!」というアピールをしても、やりがいを感じるかどうかは人それぞれで何とも言えないのが普通だと思います。ただでさえ、やりがいの概念は広いのですから。そこはやっぱりおかしいと思うんですよ。これはやりがいで我慢しろ!という、一種の訴えにもとれそうなんですよ。

企業が「やりがい」をアピールしてきたら、この場合の「やりがい」とは一体何を指しているんだろうと言うわけです。結局、やりがいにつられて入社したとしても、結局、何がやりがいだったのか?分からないまま過ごしていく労働者は多い気がします。入社前に言われた「やりがい」の真意は分からないまま。これが恐いやりがい搾取なんでしょうか?やりがいという言葉自体何とも想像しがたいものであるがゆえに、入社後にそれが何か?判明しなくても労働者に悟られづらいわけですね。

これが魔法の言葉「やりがい」なんでしょう。労働者が入社前に教えてくれた「やりがい」って何ですか?って聞いて、「会社のために身を捧げることだ!」と言われたら、唖然とするでしょう。これだって、やりがいにはなり得ないものでは決してないでしょうからね。だから魔法の言葉なんですよ。

ですから、もし入社前に「やりがい」という言葉が割と頻繁に企業の人間の口から出てきた場合には、「ちょっとヤバイ?」と身構えた方が良いかもしれません。そして、できることなら「やりがいって具体的にナンデスカ?」と聞いてみましょう。そこで出てくる答えは空気を読んだものになっているかもしれませんが、そこで「え?」と思えるようなことを言ってきた企業は少なくとも敬遠できますから。

「やりがい」をアピールする前に、脱社畜ブログの言うように、まずちゃんと給料を払う企業に増えてもらいたいものですね。


ランキングに参加中です!良かったらクリックお願い致します!→ ブログランキング・にほんブログ村へ
関連記事

 
トラックバック
トラックバック送信先 :

プロフィール

Auther:さいてぇ(管理人)

ハンカチ世代の零細フリーランサーです。毎日とても眠くて起きるのが大変です”_| ̄|○”ハァハァハァ


ブログパーツ

スポンサードリンク

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム