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公務員の真の志望動機が安定や福利厚生なら、嘘をつくべき?

公務員の率直な志望動機って何ですか?安定しているとか、仕事が楽そうとか、福利厚生が良いとか、そういう部分に魅力を見出しているからかもしれません。そういうあまり積極的じゃない理由は公務員試験の面接対策に関するページではやめた方が良い、むしろやめろ!と説教みたいに繰り広げている場合もあります。それはそういう志望動機を望ましいと考えていない人が多いからなんでしょうね。採る側としてみれば、はっきり印象があまりよくないから、落とされやすいということはいえるかもしれません。

じゃあ、何なら良いのか?というと、積極的にこれをやりたい!だから公務員を志望するというような志望動機こそが推奨されている雰囲気がありますね。実際、採用する側の面接官はどんな志望動機を望んでいるのか?100%に近いくらいの確率で嘘をつくことになると思いますから、当然向こうもそれを分かっているでしょうしね。でも、面接を受けに来る受験生の大半は上記のような志望動機をまず持って公務員を目指す。それは別におかしい感情じゃないでしょう。大多数がまず公務員を目指すきっかけとなるのはこういうところだと思います。

だから、面接官としても、受験生がどういう志望動機を言ってきても、「どうせ、心の中では安定とかだろ?」と見透かしてきている可能性は高いはずです。でも、いちいち「もしかして安定のために公務員目指してるんじゃないよね?」とか、聞いてこないですよね。聞いてこないってことは、少なくとも安定などを本当の志望動機にしてくる受験生がいても、その人を公務員として採用した場合に不都合を生じないってことです。安定を志望理由にしてくる公務員を採用するとマズイなら、何らかのアクションを面接中に起こすはず。それがないなら大して問題は起きないのです。

じゃあ、こういった志望動機がダメな理由って何なのか?理由を挙げるとしたら、さっきから言っているように面接官にとって印象が良くないと考えられるから。先ほど挙げたようなページにも、「志望動機が安定だけじゃ寂しい」といったことが書かれていたりしますが、寂しいってナンだよ?と思ってしまいました。否定する理由として、曖昧というか、これこそが寂しいですし、根拠が乏しいような気がするのですが。

っていうか、実際「安定」、「福利厚生」の部分については、公務員が他の職業より優れているのは事実だと思います。「仕事が楽そう」というのは、最近はそうじゃなくなってきているのかな?という印象ですけど。Yahoo知恵袋(http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1361751593)に同様の質問があって、その中の回答の1つに以下のようなものがありました。

出産・子育て・給与面・休暇、これらが一般企業と比べて魅力的に思えたんですよね?それが志望動機で良いのではないでしょうか。つまりは、総合すると「長期的に働く事が出来る」という事ですよね。そして少なからず「社会貢献」にも興味があるなら、それらを上手く足せばいい回答が出るのでは??
ヘタにもっともらしい動機を考えたり、他人の真似をするより良いと思います。思っている事の、言い方・伝え方を工夫してみて下さい。


ここに書かれている「長期的に働けるということ」って、公務員になるうえで1番大切なことじゃないかな?と思います。民間企業以上に公務員が自由に退職などを繰り返すと、そのしわ寄せは最終的に私たち国民にかかってきます。本来なら受けられるようなサービスが人が不足すると、滞ります。生活保護の申請に行ったら、窓口に職員がいない!おいおい、こっちは生活、いや、人生がかかってるんだ!もう財布に100円しかないんだ!誰かきてくれよ!なんてことになったらどうするんでしょうか?近年はコスト削減などのために公務員数は減る傾向にあるかと思いますが、ただでさえ少ない職員数で回しているのに、そこから辞められたら困っちゃいますよ。この場合、困るのは自治体もそうですが、住民が困るのは本当に困ります。だからこそ、何よりも「辞めないような人」は公務員に向いているというか、適格な人だと思います。

公務員が安定している、福利厚生が優れていて、それが真の志望動機ならそれは当然辞めない理由になる。安定や福利厚生の充実振りが失われない限りは彼らの仕事のモチベーションは続きます。だから、これをやりたいから公務員を志望したんです!というような、一見すると凄い意欲に沸いた志望動機よりも、辞めるリスクは間違いなく少ない。公務員の仕事は基本的にジェネラリストですから、やりたい仕事に就けない時間の方が圧倒的に長い。そのやりたくない仕事のとき、彼らはモチベーションを保てるのでしょうか?辞めるリスクは間違いなく大きそうですけど。

そういった理由で、印象が良くないだけでこういった志望動機が退けられてしまうのは、何だかおかしい気がします。そもそも中身じゃなくて、印象で決まるならそれこそ茶番と言われてもしょうがないでしょうし。公務員を選ぶ面接では、住民目線ではなく、面接官の好き嫌いで選ばれている可能性は少なからずあると思いますけど、優秀な人が選ばれているとは限らないというのが、当たり前かもしれませんが、公務員試験の面接でも起こっているのだと思います。公務員の仕事それ自体にやりがいを見出すことはおかしいことではありませんが、そういう人は辞めるリスクがそれなりにある人のように思います。


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