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公務員試験は既卒、職歴なし、高齢等の人たちは面接で不利

公務員試験は既卒とかの人でも、受けにくる人は大勢います。現役の大学生が受けるパターンとしては1番多いのかもしれません。彼らはボリューム層でしょうから、彼らが不利になることはまずない。しかし、それ以外の人たち、既卒で職歴なし、フリーターの人、社会人経験者だけど短期職歴の人など、そもそも高齢の人、そういうややマイナーな層の人たちは果たして、公務員試験で不利になるのでしょうか?結論からいうと、不利になると考えた方が自然だと思います。

残念ながら、不利にならないとは到底いえないし、現実的に不利になる可能性は捨てきれないと思います。それはどうしてか?面接官の立場に立つと分かるかもしれない。面接官は一体どういう人を採用しようとするでしょうか?住民に奉仕してくれそうな人?人当たりが良い人?いや、違うと思います。簡潔に言うと、「辞めなさそうな人」です。これは税金で働く公務員がすぐに辞められてしまうと、教育や研修にかかるコストがムダになり、税金をムダにしてしまうことを国民から非難されるということもあるのかもしれませんが、もっと大きいのは面接官の自己保身が理由として考えられます。

せっかく採用した人がすぐに辞められると、自治体としても困るわけです。そして、当然その辞めてしまった公務員を採用した人が特定できるなら、彼に叱責がいくと思われます。そのときに「いやいや、私は精一杯面接で見極めて採用しました!」と胸を張って言えるか?どうかが問題なのです。つまり、履歴書とか、面接カードとか、後は面接の態度などを見て、後から「こいつは辞める可能性アリ」と客観的に判断されてしまうような部分を残していく受験生を採用すると、仮にその人が公務員になって、すぐに辞めてしまったり、不祥事を起こしたとしたら、後でその部分を責められる可能性がある。

「何でこんな奴を採用したんだ!?」と言われる余地が少しでもある人は避けたいはずなんです。逆にそういう余地がない人、完璧に近い人ほど採用したいと思える。それは仮にそういう人が辞めてしまっても、それを叱責する余地がないからです。面接の時点で、欠点などが露呈していない場合、責める方も後から責める余地がないために、責めることができない。つまり、「私は面接の時点で精一杯見極めました!これ以上は無理です!」といえてしまえば、仮に採用した人がおかしな人であったりした場合も面接官の責任じゃなくなるからです。

じゃあ、その欠点って何か?っていうと、例えば先ほど挙げたような既卒、短期職歴、フリーター、ニートとかそういうものです。こういうものは履歴書などの書類を見れば一発で分かる。だから、面接官だけじゃなくて、その上司とかも見ればすぐ分かることじゃないですか?でも、例えば面接でちょっと挙動不審だったとかいうのは、その場で面接官を務めている人しか分からない。だから、そういった理由に比べると、後から第三者にも判明して、責められやすくなる要素を持ち合わせている人を採用するにはリスクが大きすぎるのです。

実際問題として、既卒、短期職歴、フリーター、ニートといった人が公務員として不適格とか、すぐ辞める可能性が高いと決め付けるのは偏見だと思います。ただ、そういった人たちは世間からのイメージがよくないために、当然採用する側としてもあまり好ましい人たちだとは思っていないはずです。だから、仮に公務員になってすぐ辞めてしまった人たちが、こういう層の人たちだった場合、「ほーら見ろ!やっぱりすぐ辞めたじゃないか!なんでそういう奴らを採用したんだ!」と、言ってくる可能性はあると思います。民間企業では、その可能性は顕著に現れていて、既卒の人、空白期間のある人など、多くの人たちが歩んできたレールから外れた人はその時点でバイバイって感じなんでしょう。

面接官が採用、不採用を決める際には、結局は公務員として適正のある人とか、優れた能力を持った人というよりは、採用した場合に自分たちに火の粉が舞い降りてきづらい人を採用する傾向があると思います。普通に考えて、そこで採用する人と一緒に仕事をしていくわけではないし、優秀な人、能力のありそうなを採用したとしても、別に自分たちにメリットないですからね。彼ら面接官にとって1番メリットのある採用の仕方は、いわゆる瑕のない人を優先的に採用して、自己保身に走るというのが1番合理的な行動のように思います。

いずれダウンズの合理的選択論というのを政治学で学ぶと思いますが、彼のいう政治家の合理的な行動は、とにかく選挙に際して得票数を最大化することです。だから、政治家も別に国民のために動いているわけじゃない。自分の立場のことを最優先しているのだ。ということみたいです。面接官の採用の仕方もそれと同じだと思います。後から責められてしまう余地となる要素を持っている人は排除されやすいと思います。

とはいっても、こういった層の人たちが全くダメだというわけではないでしょう。そういった人たちでも少なからず採用されているみたいですから。上記のようなことを考えている面接官しかいないなんてことはないでしょうし。ただ、合格者がいるからといって不利を受けていないとはいえないために、現役大学生と比べるとより高いハードルが要求されることは必至だと思います。別に公務員試験を諦めろというつもりはありませんが、現役大学生と比べると難易度はぐっと上がる。そういう偏見を持っていない面接官にあたらないと、厳しいケースももしかしたらあるかもしれません。


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