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「大学の勉強が役に立たない」と言われている、ごく簡単な理由

大学の勉強はよく役に立たないと言われており、それに関するニュースを最近見たので、それに関してちょっと考えを述べてみたいと思います。勉強が役に立たないというのは、別に大学に限ったことではなく、高校、中学、小学校でもよく言われていることです。これについて、「役に立たないのではなく、役に立たせていないだけだ」ということを言う人もいます。それも見方によってはあっているのかもしれませんが、役に立たせるような生き方をしない人が大多数だから、こういうことが社会の中で言われていることのでしょう。

ならば、じゃあ最初から多くの人が役に立つようなことを教えれば良いのに。以前、「ちきりん氏の言う「下から7割の人のための理科&算数教育」に私は賛成したい」という記事でも似たようなことを書いていますので。宜しかったらご覧ください。要するに、普通に生きたいように生きていて役に立たない。学校の勉強を役に立たせようとするなら、役に立つような生き方をしないといけない。それは「役に立たない」に等しいだろうと。結論としては「学校の勉強は役に立たない」で良いと思います。

今回は中でも大学の勉強についての話ですが、どうして役に立たないのか?大学の場合は小中高と違って、自分で入る学部、履修する授業などをある程度自由に決めることができます。小中高と比較しても、学ぶ内容についてはかなり自由度が高いです。にもかかわらず、大学の勉強が役に立たないというのなら、小中高の勉強が役に立つわけがないのです。こういうことはよく文系の学問について言われています。理系の場合は研究内容とその後に行う仕事に関連性がある場合が多いと覆うので、あまり理系についてはこういったことは言われないのでしょう。

しかし、文系の場合は、たいていの社会人が大学時代に学んだことを生かした仕事をしていないと思います。それは簡単な話なのです。決まった枠の中からしか学ぶものを選べないから。大学の学部が文系の場合はどれくらいあるんですかね?名称の違いだけに注目すれば、数え切れないくらいの学部が世の中にはあるんでしょう。しかし、それらを含めてもいわゆる学問のジャンルにあたるものしか教えていない。または教える人がいない。例えば、「競馬で回収率を上げるにはどうするか?」といった、いわゆる娯楽にあたるような学部がないわけです。

多くの人にとって、学問よりも娯楽の方が興味、関心は高いでしょう。娯楽について教えれば、それに惹かれて学びに来る人も多く、それを生かした仕事を卒業後に始められるかもしれない。もともとの関心が高いだけに、学ぶときにはのめり込んで真剣に学ぶ。勉強をする姿勢も全然違うと思います。しかし、いわゆる法学とか経済学とか経営学とか、そういった頭が痛くなりそうな学問分野については、元々関心がある人が少なく、それを仕事で生かせる、またはそれを生かした仕事をするようなレベルになるまで真剣に学ぼうとする姿勢が見える人はほとんどいない。

大学で学んだことも確かに仕事に、またそれ以降の人生に生かそうと思えば生かせるものである可能性はありますが、そもそも大学時代に学ぼうとするモチベーションが大して高くない人が多いので、仕事や後の人生で生かせるレベルにならないか、仕事や後の人生で生かそうと考える人が出ないのです。仕事と娯楽(趣味)なら、後者の方が好きだ!と言う人が圧倒的に多いでしょうから、そういったことを大学で教えれば、それが後々いろいろな場面で生きてくる。または生かそうとする人が出てくると思います。

先ほども述べたように、大学で学べる事柄が一部の狭い範囲しかない。学生はその中から選ぶしかないので、将来に生かせるような、生かしたいと思えるようなことがそもそも学べない。大学の勉強を役立つものにしたいなら、その対象を広くするしかないのです。大学は多少選択の範囲があるものの、小中高までは何を学ぶか?はほぼ全部が強制的に決められ、選択の余地はほぼない。だから、より一層「役に立たない度」は高くなると思われます。

そういった理由で、大学の勉強は役に立たない、役に立つもの、役に立ちそうなものを選べないという事情がどうしてもあると思います。そういった事情を事前に察知してか、ほとんどの人は大学に行って、学んだことを将来に生かそうとは思っていないと思います。だから、学部選び、授業選びもなんとなくな感じで選んでいる人は多いのではないでしょうか?特に特定の学問に興味がないという人は、どれを選んでも大して変わらないと思っているでしょうから、将来への有用性などはほとんど考慮せずに大学での過ごしているのではないでしょうか?学校で学んだことを仕事とか、将来に生かしたいと思っている人、自分の好きなことを学びたいと思っている人は、それこそ専門学校に行くと思いますよ。専門学校の方が幅広いジャンルを扱ってくれていて、多くのニーズに応えられそうですし。


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