トップページ | 全エントリー一覧 | RSS購読

履歴書を手書きで書くのは当たり前みたいだけど、ムダじゃない?

日本の就職活動でよく問題視されているというか、就職活動をしている学生から不満の声が出ているのは手書きの履歴書ではないでしょうか?これは私も非常に同感できるところがあります。実際、履歴書は何社か送ったことありますし、その度にテンプレをただ機械的に書き殴るだけの作業をしていた感覚でした。

この21世紀にどうして未だに手書きの履歴書なんだ!と文句を言いたくなる人の気持ちはよく分かります。ただし、これには人事の人や一部の就活生からは反論がきています。それをおおまかに整理すると以下になるでしょうか?

・履歴書は手書きの方が熱意が伝わる
・字の綺麗さなどで、性格や人柄を知ることができる
・履歴書すらまともに書けない人間が実際の仕事はできない


まず「手書きの方が熱意は伝わる」というのは確かに頷けないことではありません。手作りの方が、時間をかけた方が心が篭っている気がする。それは確かに人間の心理としてあるのでしょう。ただ。そういう風潮こそが今日の長時間労働やブラック企業の問題に繋がってしまっている面があると思います。

名前は忘れてしまったのですが、行政学の勉強をしていたときにある学者が言っていたことで、「仕事というのは時間をかければかけた分だけ、それが素晴らしいものだとして扱われる」という一種の行政の仕事に対する,
現状の法則のようなものを皮肉って表した言葉があります。

素晴らしいものかどうか?は中身で判断するものであって、時間や手間ではないはずです。こういった考え方は日本の企業でも少なからずありそうで、それが現在の長時間労働などの問題にも少なからずかかわっていそうな気がします。ですから、この「手書きの方が熱意」が伝わるという考え自体には賛成できなくはないですが、その手段が後々になって、別の致命的な問題を引き起こす可能性を懸念しなければなりません。


そして、2番目については簡単に終わらせますが、代行してもらえれば字の汚い人でも綺麗に装うことが可能なので、あまり手書きにしても意味がないのかな?と思いますね。代行してもらって字が汚いというのは考えづらいですから、履歴書の字が汚い人は本人の字が汚いのでしょうけど、字が綺麗だからといって本人の字が綺麗とは限らないということです。


3番目に関しては、仕事が何なのか?を取り違えている気がします。実際の仕事では1番といってもいいほど効率化が求められているわけで、よほどの場合でない限り、書類を手書きで書くという事態がありえないのではないか?と思います。また、そんなことがあったらそれは相当非効率な作業であり、おかしな手段としか思えないわけです。

効率化を進めた結果、1人の労働者が長時間働かされる結果になっているのでしょうし、正社員を雇わないで非正規雇用が進んでいるのでしょう。企業の経営者として、仕事をしていく人間として、この3番目の理由は1番不適切なものだと私は思いますね。

実際、履歴書で手書きで書かせておいて、失敗したら書き直せというのはさすがに私は正気の沙汰か?と思ってしまいます。どれだけ紙が無駄になっているのだろう?と。そりゃ、修正液などを使わない方が見栄えが良いのは当然でしょうけど、代償となるものがあまりに大きすぎる気がします。

今はエコを配慮した製品が各企業から続々発売されているみたいです。ただ、せっかく企業活動においてエコを意識するなら、採用活動における履歴書のパソコン印刷での提出、またはデータをメールでの提出を義務付けるのが先のような気がするのですが。
関連記事

 
トラックバック
トラックバック送信先 :
コメント

プロフィール

Auther:さいてぇ(管理人)

ハンカチ世代の零細フリーランサーです。毎日とても眠くて起きるのが大変です”_| ̄|○”ハァハァハァ


ブログパーツ

スポンサードリンク

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム