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「生活保護受給者を施設に集めて、共同生活させる」という案に心から賛成できない理由

よく「生活保護受給者を施設に集めて、そこで集団生活をさせろ」という声があります。れはパチンコとかに生活保護費が使われて、不快な思いをしている人がよく意見している策になります。できるだけお金を与えないで住宅や食事をあらかじめ用意して、そこで生活をさせるべきだとする意見です。

私はこの考え自体には割と賛成したのだけど、そうもいかない側面もどうしてもあると思います。主な理由は以下の3つです。

・施設を作るのに膨大なお金がかかる
・施設で働く人を雇うのに余計なコストがかかる
・結局、一般市民からの文句はなくならない


まず、不正受給に代表されるような「ムダを無くせ!」という言葉をよく非受給者から耳にしますが、それと完全に矛盾しているのがこの施設建設費になります。何といっても受給者は200万人以上いるんです。土地を用意するだけでも相当大変な気はします。実際、200万人を収容可能な施設を作るとしたら、いくらかかるのか?それは可能なのか?というのがまず疑問に思うところになります。

そして、2番目になりますが、これは新たな雇用が生まれて良いという側面もあるのですが、200万人の面倒を見る職員は一体何人必要なのか?そして、その給料額は一体いくらかかるのか?1の理由とも似ていますが、結局は金が余計にかかりすぎるのではないか?と思うのです。

そして、3番目になりますが、これが1番大きな理由になります。そもそも、どうしてこういった施設に収容して集団生活を送るようにという意見が出たのか?それは生活保護受給者があまり好き勝手に生活をしているというイメージがあるからでしょう。パチンコに使っているとか、明らかに生活保護趣旨から反しているような使い方をしているのは氷山の一角に過ぎないと思いますけど、その氷山の一角ですら許せないのが今の一般市民の感情なのです。

だからこそ、そんな使い方は許さん!ということで、現金をできるだけ渡さないようにと出てきたアイデアがこういったものなのでしょう。以前、とあるニュースで「生活保護受給者が牛丼にたまごを入れるのはありか?」なんて記事を目にしたことがあります。たった数十円のたまごをつけるのでさえ、生活保護受給者には贅沢すぎる!と思っている人がいるということです。

実際、生活保護受給者は多少は恵まれている生活を送ることができているという認識を持った人が多いのかもしれません。実際の生活がどのような水準なのか?は分かりませんけど。そうなると、タマゴを付け足すような、ほんんのちょっとした贅沢でさえ怒る人がいるということは、施設での集団生活をさせても、また文句が出てくるに決まってると思います。

例えば、「施設が豪華すぎる!」、「食事が贅沢すぎる!」、「寝床が快適すぎる!」といったものでしょう。少なくとも、自分が今生活保護受給者以下の生活を送っていると自負している人たちには、また文句を言わせる衝動が生まれてくる可能性は大いにあります。あなたたちが施設を作って収容しろ!と言うから、そうしたのに再び何らかの文句が出てくるとはおそらく必至だと思います。そして、その文句は永遠に尽きないでしょう。だからこそ、私はこのアイデアに心から賛成できないのです。

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