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月600時間労働、残業代なしのアニメ業界の酷い労働の現状

アニメ業界は非常に労働環境が厳しいということは以前から周知のことでしたが、最近になって、衝撃的なニュースが飛び込んできました。数年前にあるアニメーターの人が過労自殺をしたということがあり、その人の月の労働時間は600時間で、残業代も支払われず。ということでした。残業代が支払われる、支払われない以前に600時間なんて労働時間は本当なんでしょうか?

それだけ働かせる方もあれですが、働く方もちょっと・・・。という感じですね。月に休みなしで働いても1日20時間ですから、いつ寝ていたのでしょうね?通勤にかかる時間や食事の時間を除いたら睡眠にあてられる時間はごくわずかです。はっきり言って、人間の送る生活じゃないでしょう。日本をだ評するアニメーション文化は確かに貴重で、誇れるものかもしれませんが、それがこういう犠牲をもとに成り立っているというのは、外国人とかは知っているんですかね?

安倍晋三首相は「クールジャパン戦略」の中で、アニメ文化を一過性のもので終わらせることなく、これからも発展させていくべきと述べ、日本の未来を担う産業として位置づけているようですが、それは=これからも劣悪な環境で働くアニメーターを苦しませることにも繋がりそうで、私は懸念しています。彼らの働き方を変えたうえで、そういうことを言うならまだしも、彼らは日本の発展のための踏み台ではありませんから、こういう戦略は正面から支持できない姿勢です。

私はアニメは好きですが、アニメ業界で働く人たちのことはなんとなくしか知りません。聞こえてくるのは良いことではなく、憂鬱な気分になりそうなことばかりですが。実際、それほどの過酷な労働を強いないと、日本のアニメ産業は生き残れないものなのか?というのが、私にとっては1番の疑問なわけです。残業代を支払ったら、アニメ業界は生きていけない。全部海外に移転することになる。というのが現状らしいのですね。その理屈でいうと、労働者に低賃金、長時間労働を強いるしか、日本でアニメ産業が生き残る術はないのかもしれません。

ただ、何よりもアニメーターになりたいと思っている人たちがいるということです。アニメーター志望の人たちは、当然その現状を知っているでしょう。そこまで!?とは思っているかもしれませんが。薄給でも、労働時間が長くてもやりたい!って人、アニメ業界に携わっていたいという人はいるでしょう。そういう人は、こういう明らかに違法労働がある現状でもそういう風に思うのでしょうか?違法労働と分かっているのに、仕事をするのは犯罪の片棒を担いでいるような気もしないでもありません。

違法労働が蔓延していないと、繁栄ができないとしたら、それが世界に誇れる産業なのか?という疑問もあります。それでも働きたい人がいるなら、私はとやかく言うつもりはありませんが、こういう状況を国が放置していて、かつ世界にアピールするべき材料として適切なのでしょうかね・・・?


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