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ベーシックインカムが実現不可能ならば、私たちに生存権の保障はないに等しい

ベーシックインカムという言葉自体は多くの人が知りつつある世の中になってきていると思います。恥ずかしながら、私の場合はベーシックインカムそのものを正しく理解したのは3年くらい前ですね。丁度、テレ朝の池上彰氏の番組を見て、ベーシックインカムが何なのか?を知ったのが初めてです。

時事的なところでいうと、世界で始めてベーシックインカムが導入されるかもしれないスイスでは国民投票が行われるなど、徐々にですがベーシックインカムが私たちの生活にも近づいて生きているのかな?という気がいたします。

私はベーシックインカムには基本的には賛成の立場です。というのも、生活保護という代表的なセーフティネットが機能していないからです。私の考えではセーフティネットというには国民全員が生活に困窮した場合に100%確実に救われる制度が望ましいと考えています。

しかし、生活保護制度にはそれは期待できません。何故なら、生活の困窮度合いをチェックしたりする審査が入ってくるからです。この審査をクリアしないと生活保護費は支給されないのですね。勿論、審査をするのは人間ですから、当然ミスも起きる。ミスが起きれば支給はされない。それが何回も起きてくると、その中から死者が出たり、犯罪者となってしまう人が出てくるのが今の生活保護制度です。

また、近年は財政的な問題、または不正受給を糾弾する国民の圧力により水際作戦なるものが実行され、受給資格がどう見てもあるにもかかわらず申請を拒否するといった事態も起きており、以前から予測できたことですが、明らかに生活保護制度はセーフティネットにはなりえない存在です。

1人でも受給漏れが起きることが理論上から十分予測できる制度は国民を救済することを担保できない。少なくとも命にかかわりかねないものなのだから、ミスを起こす可能性のある人間の裁量に委ねるというのはおかしいと思います。そもそも、人間が人間の生活実態を把握しようなんてことは困難に決まっているのです。だから、受給漏れも不正受給も起きるのです。したがって、生活保護はセーフティネットには相応しくないと思うのです。

これを解決できるのは、今のところベーシックインカムしかない。というのが私がベーシックインカムに賛成する理由ですね。何よりも人間の審査がないというところがポイントです。本人の意思さえあれば最低限の生活を維持するお金は支給されます。これこそが真の意味でのセーフティネットだと思います。

ベーシックインカムについては実現可能性の問題もありますが、少なくとも、残念ながらプログラム規定説(国には生存権を保障する措置をとるよう努力義務が課されているに過ぎないとする説)となっている、生存権を1番に保障できる手段になると思います。生存権は基本的人権なんですから、全員が生存権を100%享受できる制度がないとおかしいと思うのですよ。

生活保護自体で財政が逼迫しているのに、ベーシックインカムなんかできるわけがないだろ!?という突っ込みは重々承知していますが、仮にベーシックインカムが実現不可能だとしたら、生存権を万人に保障する手段は存在しないということを意味するはずです。生活保護の受給資格を持ちながら、拒否られる可能性は微塵ながらもあります。運が悪ければ、国民の誰もが野垂れ死ぬ可能性を持つということですよ。そんなロシアンルーレットみたいな社会で良いのでしょうか?

では、これをどうやって実現していくのか?その方策などについては長くなってしまうので、後日、また別の記事で書きたいと思います。
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