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生活保護受給額の引き下げは、実は受給者以外にも被害を及ぼす

生活保護制度は改正への動きを加速し、受給者にとっては非常に辛い状況へと追い込まれてきてきています。国は支出を削減したいでしょうから、膨大にのぼっている生活保護費をなんとかして減らしたい。ただ、生活保護は制度としては続けていかないといけないから、減額という形をとるのでしょう。生活保護制度は残して、一応国民を救う振りはしておく。という感じでしょう。そうしないと、暴動が起きるでしょうから。

しかし、現実的には度重なる減額に対して各地で訴訟問題が起きているようで、大半の正規受給者からしてみれば、死活問題にかかわりますから、その必死さが伝わってきます。でも、多くの国民はこういう生活保護の減額措置には賛成みたいですね。それは自分が受給するものとは思っていないものでしょうから、ほとんどが他人事なんでしょう。そして、楽して生活している奴が少しでも苦しめば、メシが美味くなるといった感じだと思います。

しかし、はっきり言ってそういう人たちはそれが自分にもかえってくる可能性を認識できていないのだと思います。生活保護費の減額は受給者だけの問題にとどまりません。実はそれ以外の人たちにもこれからしわ寄せがくる可能性が十分あります。それを私たちも理解しておくべきでしょう。

「社会的弱者を国がいじめている」 生活保護費の引き下げに「反対」する訴訟はなぜ?
http://news.livedoor.com/article/detail/8755371/


>生活保護基準は、『このラインなら国民は死なないだろう』という水準を具体化したものです。憲法25条の『生存権』の保障も、生活保護基準が十分であって初めて実現されます。

そして、この生活保護基準は、最低賃金や就学援助、国民健康保険料の減免など、低所得者施策のさまざまな基準とも連動しているんですね。

したがって、生活保護基準が下がれば低所得者施策の基準も下がって、生活保護を利用していない人たちの多くも、不利益を受けることになると思います


生活保護は最低限度の生活を支ええる最後の砦になりえる存在です。つまり、最低限度の生活水準がどんどん下がっていくと、「なんだ?これでも生活できるじゃん!」と考える人が出てくるかもしれません。そうなると、例えば年金とかもそうですが、あらゆる社会保障の金額がどんどん下げられる。身近なところで言うと、給料ですね。サラリーマンの給料、そして最低賃金が下げられてしまいます。

ブロガーの小飼弾氏は以前「この10年でサラリーマンの年収が200万円下がったというが、それで誰も怒らないのは、それで食えちゃうから。安い牛丼のお店とかができたから」と言っていました。要するに、最低賃金とかを下げても、それで食えるなら、じゃあ下げますよ?って話になっちゃう可能性が出てくる。政府だって、社会保障費などは減らせるなら、どんどん減らしたいと思っているでしょうからね。それが最悪の場合、労働者の賃金にも直接かかわってきかねないのです。


>「生活保護受給者に対して、社会のなかで偏見があるのは確かです。でも、不正受給者は受給者全体の0.4%にすぎません。大半の生活保護受給者は、最低限の生活水準で生活をしています。

それなのに基準を引き下げるのは、社会的弱者を国がいじめているということにほかなりません。裁判の結果がどうあれ、抗議の意思を示すだけでも、今回の提訴には意味があると思います」


今回の生活保護費の削減が、不正受給根絶などを名目にされているのであれば、社会的な弱者へのいじめと見られても仕方ないでしょう。合理性がなさ過ぎます。99.6%の罪のない人たちが割を食うって何事ですか?これが国がすることですか?そのいじめの構造に社会の多数の国民も参戦してきている。というのが今の構図でしょう。

この前「生活保護受給者を追い詰める社会は、理不尽な事態を招く恐れ」の記事でも説明した通り、度が過ぎた弱者へのいじめは、思わぬ惨劇をもたらす可能性を常に秘めています。だから、私はこういう世の中の流れは本当になんとかしてほしい。と思っているのです。私は生活保護の改悪には反対していますが、改悪によって自暴自棄になった人が私の家に強盗に入らないとも限りません。そんな究極の理不尽な事態が起きたら、私は国や改悪に賛成していた人たちを恨むでしょうね。


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