トップページ | 全エントリー一覧 | RSS購読

ニートが社会問題視される風潮にあるけど、どこが問題なんだろうか?

ニートという社会成層の人たちは残念ながら一般的に叩かれる存在となってしまっています。私は別にニートを何とも思っていませんが、中には彼らを社会問題視するような人たちがいるのも事実です。果たして、ニートは社会的に本当に問題なのでしょうか?

ニートを社会問題視することについてはいくつか理由が挙げられています。今回は多く分けて2つを取り上げて、分析していきたいと思います。

1.労働力人口が下がる
ニートが増えることにより、労働力人口は確かに下がるでしょう。少子化の影響もありますから、現代ではなおさらです。それによって、技術が低下してしまって国際競争力がなくなってしまうという主張もあります。ただ、本当に生身の人間の労働力がいる仕事ってどれだけあるのでしょうか?本当に必要なのはサービス業のうちの一部くらいじゃないのか?と思います。

以前、とあるニコニコ生放送の番組内で堀江貴文氏が「コンビニに店員が必要ですか?」と突然、番組出演者に問いかけてきました。「コンビニにどうして店員が必要なのか?」と問われた出演者はなかなか答えられませんでした。そう、実はコンビニの店員だって実はいらない可能性があることを示唆する面白い問いかけだったのです。

実はコンビニの店員はいらないんじゃないか?万引きのリスクはあるけど、万引きの被害額よりも店員に支払う給料の方が安い場合に初めて店員を雇う意味があると言えるのです。店員をする存在が一切いらないというのは極論かもしれませんが、少なくとも人間じゃなきゃいけない理由はないでしょう。

ほとんどがロボットで代用可能な時代にきているのです。すなわち、人間が働いているのはそうしないと人間の職がなくなるから。本当はロボットにしてコストを削減したり、24時間年中無休で働かせたりして、仕事を効率化できるのにそれをしていないだけなのです。人間を生かすために非効率の労働をしているわけです。ですから、ニートが増えて労働力人口が少なくなっても別に問題ではないと思います。


2.財政状態の悪化、社会保障制度の崩壊
これの方が理由は大きいかもしれません。ニートは収入がない、または少ないですからほとんど税金を納めていないに等しい。あくまでも所得税に関しては。ですから、ニートが増えることは財政面を悪化させ、現行の社会保障制度も機能しなくなる。それは間違いありません。

ただ、私がおかしいと思うのはその原因をニートに押し付けているという点です。ニートは極端にいえばニーとだからといって逮捕されるわけではありませんし、憲法違反でもありません。ニートはニートでいても客観的に悪い存在ではないと言えると思います。

ですから、ニートが一定数存在すること自体はそもそも彼らの自由なのです。つまり、ニートが一定程度いるという前提のもとで、財政システム、社会保障制度を構築していくのが国の役割とだと思います。社会はどんどん様変わりしていくにもかかわらず、何十年も前から大差ないような制度を維持していることこそがそもそもの問題なのです。

社会成層というのは時代によって変化するものです。それに合わせた、つまり現代の社会成層においてもと財政的に健全で、社会保障制度を維持していけるようなシステムを構築できていない国が悪いと思います。だって、少子化問題は「子供を生まない女性が悪い!」なんて言い方はしないでしょう。

少子化についてもニートと同様の問題を発生させる可能性がありますが、どうして女性は子供を生まなくなったのか?その原因を究明して、子供を積極的に生みたいと思える社会を作っていくような努力、または少子化という現実に合った財政、社会保障制度が構築していく努力が国に求められるというだけなのです。

したがって、「女性が子供を産まない!」と声高に叫んでも何も解決しません。女性は産みたいけど、産めない環境に放り出されているのです。例えば、養育費がかかりすぎる。仕事が忙しくて子育てする暇がない。子供を預ける託児所の不足といった原因が女性が子供を産まなくなった主な原因です。女性を取り巻く環境も昔と変わっているのです。こういった原因を解明して、それに対する対策を立てるというのが建設的でしょう。ニート問題も同じものだと思います。
関連記事

 
トラックバック
トラックバック送信先 :
コメント

プロフィール

Auther:さいてぇ(管理人)

ハンカチ世代の零細フリーランサーです。毎日とても眠くて起きるのが大変です”_| ̄|○”ハァハァハァ


ブログパーツ

スポンサードリンク

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム