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ブラック企業が生まれる原因はブラック経営者の思想の問題

ブラック企業はどうして発生するのか?ブラック企業という定義自体も曖昧ですが、基本的には私はブラック経営者が会社を作るからだと思います。例えば、ブラック企業の代表として名高い「ワタミ」の社長である渡辺美樹氏は、自身の会社をブラック企業ではない!と言い切っています。社員が言うならまだしも、社長が言っても全く説得力はないと思うんですけどね。

渡辺氏が言うには「仕事というのは、時間とお金をやり取りするんじゃない。仕事というのは生きがいであり、人が成長するためのステージなんだ。だから、時間から時間までの仕事じゃなくて、ちゃんと24時間仕事にかかわろうよ。それが人としての幸せなんだよ」だそうです。これがいわゆる「24時間死ぬまで働け」という文章が載っている理念集の前後にある文章だそうです。

こういう人がいると、ブラック企業は生まれるんだろうな。という典型的な例ですね。まず、経営者である渡辺氏が社員の幸せとか、生きがいとか、何で語っちゃってんのよ???それは社員自身が自ら仕事を通して見つけるものです。もしかしたら見つからないかもしれません。企業側が、社長が、これがうちのやりがいです。と提示して、やりがいを与えたんだから、それに見合う労働を提供せよ。というのはまさしく『「やりがい搾取」=極めて危険な、価値観の一方的な押し付け』で紹介した、「やりがい搾取」と呼ばれる典型例です。

社長だから、経営方針などについてある程度社員に言及しても良い部分はあるとは思いますが、個人の生きがい、幸せといったものについては個人が長い人生において、自由に見つけるものだと思います。それは別に仕事を通して見つけないといけないものではありません。この人は社長だから、仕事をしていてそれが生きがいだったり、幸せだったりするのかもしれません。しかし、=社員にとってもそれが同じような感じ方ができるとは限りません。

多くの人は仕事にそんなことを求めていないでしょう。ただ、生きるためのお金を得るための手段として、仕事(ワタミで働くということ)をしているだけかもしれません。人が働く理由や働く意味については、正解もなければ、人によって持っている答えも違う。そんな不確定要素の高い問題について、一方的に「これが正解なんだ」と、「これを持って働かないといけないんだ」という価値観や思想の押し付けは、経営者とか以前に人間としてやっていることがちょっとおかしいと思います。

渡辺氏は「命がけでお客様のために仕事をしていたら、営業時間中にモノが口に入るわけがない。営業12時間以内にメシが食える店長は二流だと思っている」といった言葉も残しています。これらは人間の生存を揺るがすような言葉であり、普通の人間なら恐れおののく言葉です。一種の脅迫に近い形で、社員を洗脳し、働かせているのでしょうか?社員を奴隷だと思っているのでしょうか?

ブラック企業に共通するブラック経営者には、こういったブラック思想を持ったブラック人間が就く傾向があると思います。分かりやすくいうと、会社の都合の良いような考え方、価値観、思想といったものを明示して、それを無理矢理遵守させる。制度として作って、そのもとで無理矢理働かせる。無理矢理というのは、例えば、長時間労働、サービス残業を当たり前のように社員にやらせる。そして、それらの多くは「お客様のため」という言い訳に代えられているのかもしれません。


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