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就活での受験料徴収は、学生と企業のWin-Winな関係を作る

ドワンゴが受験料を徴収するという試みをしてから、結構日が経ちました。これには賛否両論で、行政指導が行われるなど、こういったお金をとる行為を問題視する人も多くいるのは事実です。しかし、私は今回のドワンゴの施策は百利あっても、一害なしだと思います。デメリットは乏しく、メリットがかなり大きいと思います。

何でこれが批判されているか?っていうと、金銭的負担が増えるということだと思います。しかし、本当にそうでしょうか?私は2525円くらいであれば、ほとんど変わらないと思います。それは何故か?2525円を徴収すれば、間違いなくエントリー数は減るし、選考に進む学生の数は減ると思います。すると、何が起きるか?というと、選考の回数が減ると思います。

応募者が減れば、篩にかけないといけない段階が減るはずです。イコール選考すべき回数が減るでしょう。ドワンゴほどの企業であれば、相当応募者が来て、選考の回数もどれくらいでしょうね?説明会への参加から、OB訪問とか、懇親会など、内定まで10回以上かかるのではないでしょうか?それが例えば、半分の5回になりました。すると、当然ドワンゴの会社に向かわないといけない回数が減り、分かりやすいところでは交通費が減ります。

特にある程度遠いところから来ている人ほど、1回あたりの往復の交通費はかかります。かなり近いところから来る人はそこまでではないかもしれませんけど、家が遠ければ遠い人ほど、選考の回数が減ることによる金銭的負担減というメリットを享受できます。そうなると、2525円なんてとっくに元がとれて、場合によってはお釣りがきそうですね。

つまり、目先の受験料徴収だけに気をとられて、2525円を取るということだけを批判するのはちょっとおかしいと思います。その先には、実は金銭的負担はそこまでじゃない。むしろ、人によっては従前の就職活動にかかっていた費用よりも安くなるケースも出てくると思われます。そして、学生からすれば選考の回数が減る=会社に行かないといけない回数が減る=肉体的負担が減ることになり、疲れ果てながら就職活動を行う必要性が軽減されます。空いた日程で、さらに多くの企業を受けることも可能でしょう。

企業にとっても、応募者が減り、選考する回数が減り、採用活動にあてる手間が減ります。そうなると、他事業にあてられる時間や人員、そしてコストをより多く確保できやすくなります。また、受験料をドワンゴのように寄付するということにしなければ、それは利潤にもなります。まあ、これは法律に引っかかるかもしれませんが(笑)

しかし、学生の金銭的負担は受験料を課しても、その金銭的負担の実質は変わらない。となると、じゃあ今と一緒で多くの人がたくさんエントリーするじゃん!?と批判がきそうですね。例えば受験料が2525円だとしたら、1回あたりの往復の交通費が500円だとしたら、5回分の選考が減ってようやく元がとれます。でも、選考が3回しか減らなかったら損ですね。でも、地方から来て1回あたりの交通費が1万円だとしたら、3回分選考が減れば、従前のシステムと比べて約2万7500円得しますね。交通費がかからないように、ホテルなどに泊まっても、宿泊費はかかるわけですから。

要するに、1つの企業について、そこに応募する学生の地理的要因によって、心理的損得が図られ、応募した方が得じゃん!という人と、いや、これは応募すると損かもしれないぞ・・・。という人に分かれます。ドワンゴに応募したいと思っている人の中で、前者はそのまま応募するでしょうし、後者であれば応募する気持ちが目減りするでしょう。

個々の人を見れば、受験料徴収によって、今の受験料を徴収しないシステムと比べて、明らかに得をする人、やや損をする人が出てくると思います。損をするといっても、たかが数百円から千円くらいのレベルでしょう。それが嫌な人は先ほど挙げたような地理的要因によって、自分が得をする企業を受ければ良いだけです。問題なのは2525円が妥当な金額か?ということです。応募者の減り具合、それによる選考の削減可能回数などを考慮しながら、適正な金額を決定するプロセスが必要になります。

みんなが住んでいるところが違うために、以上のような心理的損得が生まれ、それによって、今まで通りに躊躇なく応募する人、ちょっと応募するのに考える人が出てきて、結果的に応募者は減り、1企業あたりの倍率は減ります。それどこから、学生と企業双方の手間が大分省けるということになります。まさに就活生、企業双方にとって、Win-Winな構図が出来上がる。それがドワンゴが世間に一石を投じた受験料徴収というやり方だと思います。


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