トップページ | 全エントリー一覧 | RSS購読

就職活動を始める時期は早ければ早いほど良いという幻想

就職活動の早期化という問題が声高に叫ばれていますけど、実際のところ大学生が自主的に早く始めるといったことも起きているようです。早く始めたら周りより有利だ!と考えている人が多いのかもしれません。しかし、不利にはならないにしても有利になるとはとても言い難いと思います。

努力が確実に自分を目標へと前進させるものならば、早く始めた方が良いと言えるでしょう。それは受験とかがそうですね。しかし、そもそも何をどう努力すれば内定へと近づくのか?それがイマイチ掴めていない学生が多いと思います。というか、そんな明確な基準によって合否が決定されていない就職活動では、努力すれば内定に近づくといったモノはほとんど存在しません。

したがって、努力をすることはできますけど、それが内定へと近づいている保証はどこにもないということです。努力をした結果、より評価が下がるということも企業によっては、あるいは面接官によってはありえます。それくらい就職活動というのは採用の基準が十人十色な部分があるため、どんな企業にも、どんな面接官にも通用する努力というのはそうはないのです。

努力をしたから実を結ぶわけではない。それどころか、内定から遠ざかっていることだってあるでしょう。例えば、「この日本のどこかに埋蔵金が埋まっています。それを今から探してきてください!」と言われたとします。今、東京にいるとしたら、あなたはどこに探しに行きますか?見事埋蔵金を探し当てる=内定とした場合、今の就職活動と同じ状況になっているのです。

さて、埋蔵金はどこにあるのでしょうか?ヒントは日本のどこかというとても曖昧なものです。ここで実は埋蔵金は九州地方にあったとしたら、北海道に探しに行った人たちは埋蔵金=内定から遠ざかっているのですね。北海道に探しに行くという行為それ自体は埋蔵金を探し当てるための努力に違いありません。しかし、その努力をした結果、スタートである東京から、埋蔵金の在り処までさらに遠く離れてしまったということです。

そういった曖昧な空気の中で就職活動も行われていますから、当然同じようなことは起こりうるわけです。何をどう頑張ったら内定を貰える可能性が高まる!といった要素がなかなかないのであれば、いくら就活を早く始めたとしてもほとんど意味はないということです。

実際、そういった情報弱者というか、何も考えずに素早く始める学生は多いです。しかし、それにどういった意味があるのか?を事前にちゃんと考えて始めた学生はどれだけいるのでしょうか?リクナビ、マイナビなどの煽りをただ真に受けているだけなら、自分でちゃんと考え直すことが必要かと思います。
関連記事

 
トラックバック
トラックバック送信先 :
コメント

プロフィール

Auther:さいてぇ(管理人)

ハンカチ世代の零細フリーランサーです。毎日とても眠くて起きるのが大変です”_| ̄|○”ハァハァハァ


ブログパーツ

スポンサードリンク

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム