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クレーマーの主張も問題だが、それを肯定する裁判所も問題だ

TBSのお昼のワイドショー「ひるおび!」のコーナーで、八代英樹氏が担当する「解決ジャッジマン」を見ていたら、凄い裁判があったみたいですね。割と最近のもので、2011年だったと思います。どういう内容だったのか?というと、ある男性がタクシーに乗っていて、目的に着きました。そしてドアが開き降りた途端、わずか1、2歩歩いたところで道路に転倒し、大怪我を負ってしまったのです。

このとき、まだその男性の妻はタクシーの車内にいてお金を払っている最中だったらしいのですが、この男性はタクシー会社が加盟している保険会社に約3000万円近い治療費などの損害賠償を求めたみたいです。このタクシー会社と保険会社との契約では、タクシーの運転に起因する事故の場合に被害者に損害賠償をするといった内容になっていたみたいで、今回の事故がタクシーの運転に起因するものか?どうかが問題です。

判決はこの男性の訴えを認めて、損害賠償の支払いを保険会社に命じました。その金額は約900万円です。この金額でも凄いですけどね。ただ、事態の詳細がちょっと不明なんですが、客観的に見たらタクシー会社は特に非があるとは思えないんですよね。ちょうど道路の段差があるところに止めてしまったみたいですが、だからといってその転んだ責任を全部負うわけではないでしょう。結果的に責任を負ったのは保険会社ですが。

普通に考えたら、転んだ男性に1番非があると思うんですよ。周りをよく確認しなかったとか、転びやすい靴を履いているとか、転ぶ原因になった要素は男性の方にもあると思います。その分で、多少相殺されても良いと思うのにと思います。男性の非については特に述べられていなかったので、おそらく男性の過失は認めなかったのでしょう。

タクシー会社に全く非がないわけではないでしょうけど、非があるとしてもせいぜい止めた場所が悪かったくらいで、それは本人が確認をすれば問題なかったことですよね。すると、転んだ本人の帰責性が1番大きいと思います。にもかかわらず、約3000万円近い金額を要求するというのも凄いですね。別に要求するのは自由でしょうけど、先ごろ問題になっているモンスターカスタマー、またはモンスタークレーマー顔負けの行動な気がしてしまいます。

私だったら、タクシー会社を責める気にはなれませんね。いくらタクシーの運転中に起因する事故だったとしても、転んだ自分が1番悪いと思って、治療費等の損害は請求しないと思います。今回の場合は保険会社とタクシー会社の契約で運転に起因する事故と認められすれば、損害賠償が期待できると思って、それで訴えたのかもしれません。ただ、今回のケースは男性もそうですが、訴えを認めた裁判所の判決もちょっと私は不服です。
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