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横浜市ベビーシッター事件で、母親を非難する人達の姿勢に疑問

横浜市でベビーシッターに預けた子供を殺害された事件で、世の中の多くの人はネットで探したベビーシッターに預けた母親を非難する声が多いです。特に政治家や芸能人などもこの母親のミスを指摘しており、ノイローゼにならないか?個人的には心配です。ここで疑問なのは母親に仮にミスがあったとしても、どうして犯人と同じくらいにここまで叩かれないといけないのか?という点です。これには以下のツイートが目に留まりました。



謝罪をしたのはこの母親の勝手なのでしょうけど、社会的に母親が謝罪するような圧力をかけているのは間違いないかもしれません。この母親だって完全に被害者です。その被害者がどうして謝らないといけないのでしょうか?そこがまず第1に疑問です。

また、ネットでベビーシッターを探すことについて「無責任」という声が多いです。ネットでベビーシッターを探すことの是非については、私は仕組み自体をあまり理解していないので、別に肯定も否定もしません。しかし、ネットじゃなければこういうリスクがないか?というと、それは関係ないと思いますし。特段リスク減るものでもないと思うんですよね。この母親が非難を受けたのは実際にそのリスクが顕在化してしまったから。実際にわが子を殺されるという事件が起きたからですよね。

ネットでベビーシッターを探す母親を非難するのは、そういったリスクの観点からだと思います。しかし、リスクを指摘するなら、こういった事件が起きる前から当然リスクはあったはずですよね。何故、その時点で非難をしないのでしょうか?そういうリスクがあるのを懸念して、ネットでベビーシッターを探すことを非難したいのなら、事件が起きる前からからしておくべきだったと思います。

そうすれば、その非難を聞いた人はネットから探すのを止めたり、ベビーシッターに我が子を預けるのを止めたりする人もいて、こういった事件が起きなかった可能性だってあります。まあ、彼らにそういう義務があるわけじゃないですが、事件が起きてからリスクについて非難をしても、何か説得力に欠けるなー。という印象です。

例えば、いじめなんてのは日頃から起きているものですが、いじめがただ起きているだけならほとんど報道されないし、それに言及する人もなかなかいません。しかし、いじめの結果、生徒が自殺したなんてニュースになれば、メディアも一気に報道を加速し、ネット上を中心にして世間はいじめに対して大バッシングを起こします。いじめが本当に問題だと思っているなら、いじめが日常的に起きている日頃から非難すべきなのではないでしょうか?

実際、こういった大きな事件が起きてから、待ってました!のように非難をするのは後出しのような感じで、何かずるい気がします。事が起きてから非難しても何の解決にもならないし、精神的に参っている母親に対する死体蹴りのような感覚さえあり、見ていて気の毒ですし、個人的にはちょっと不愉快ですね。この点もまた疑問です。

実際、他人はそう簡単に信じられるものではありません。ネットでも、そうじゃなくても、人が信用できるか?っていうのはその人とある程度一緒に過ごしたり、生活して初めて分かるものでしょう。人の素性なんてそう簡単には見抜けません。ベビーシッターをネットで探そうが、別の方法で探そうが、良い人は良い人だし、悪い人は悪い人です。問題なのはネットか?そうじゃないか?の手段ではなく、「他人にわが子を預ける」ということの重要性の認識だと思います。

ただ、これに関しては金銭的な理由から見ず知らずの人に子供を預けないといけない事情を抱えた人たちがいるとの指摘があります。そういう人たちにとっては、信頼性が担保できない人に子供を預ける必然性がどうしても生まれてしまう事情を抱えている人がいるのだそうです。しかし、本当に自分が信頼できる人って知り合いとか友達以外にいるんですかね?実際、こういうベビーシッターではない人たちに子育てを依頼するのはなかなか難しいです。

結局、本当に信頼できる人で、かつ子育てを頼める人が現実的にどれだけいるのか?と思います。それが厳しいなら、多くの人にとって、自分で子供を育てる以外には信頼を担保できない人に預けるということになってしまうと思います。お金のある人なら、その中でも本当に信頼できそうな人を見つけられるのかもしれませんが、そうじゃない人はリスクを負いながら預けることになるのでしょう。

あと、本当に信頼できる人って、そもそもいるんですかね?「本当に信頼できる人しか子供を預けない」と言っている人も、友達や知り合いなど、その信頼できると思っている人がいつその信頼を裏切るか?は分からないですよね。また、信頼性が客観的に認められるような人でも、故意にじゃなくて事故で子供に危害が加わる可能性だってあります。

信頼できる人、できない人にかかわらず、他人に子供を預ける時点で一定のリスクはあるはずです。母親の行為を非難する人もそれに準じた行為はしていたわけですよね。そういう人が今回のような非難をしても、やっぱり説得力ないかな?という気がしてしまいます。そこで、再度繰り返しになりますが、「他人にわが子を預ける重要性」についての認識がやっぱり必要なんだと思います。

夫婦間の共働き、女性の社会進出などで子供の面倒を誰かに看てもらう機会は多くなりました。しかし、それらの全てに一定のリスクがあることを常日頃から認識し、結局はわが子は1番信頼可能な自分の手で育てる環境を整える大切さが多くの母親に、政府の人間に感じてもらい、何らかの対策を打っていくことが今後必要となるでしょう。


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