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「黒子のバスケ事件」の犯人の動機「人生格差犯罪」の解決策

世間を騒がせた「黒子のバスケ事件」は警察によるビッグデータの活用などで犯人が無事逮捕され、犯人の口からなぜ犯罪を犯したのか?その動機や意見陳述が出たわけですが、「人生格差犯罪」という言葉がどうも頭に残ってしまいます。彼が口にした動機などに対しては、意外にも共感するという声が多いようで、同じ苦しみを経験している人が多いのだろうと推測できます。

この話題にはイケダハヤト氏もブログの「「黒子のバスケ脅迫事件」の被告人の意見陳述がすごい内容」というエントリーで触れており、詳しい犯人が語った動機等についてはこのイケダ氏のエントリーをご覧ください。特にイケダ氏は人生格差によって、ほとんど失うものがなくなったいわゆる「無敵の人」が起こす犯罪についての解決策として以下のように述べています。

この種の犯罪に立ち向かうために必要なのは、社会的に恵まれた強者が、その「恵み」を独占せずに循環させる努力をすることだと考えています。

人生格差といっても、格差の内容はいろいろとあると思います。ただ、1番大きいのはお金(収入)でしょう。格差社会といわれるときの「格差」もほとんどがこれだと思います。資本主義社会なので、格差は当然生まれます。格差による犯罪はこれまでも起きていました。しかし、そんなに目立つほどでもないし、数だけで見ればどうってことないというか、別に特別気にしないといけない頻度で起きているほどでもないのです。

そうなると、別に格差による犯罪もどうでも良いじゃん?って思う人も出てくるでしょう。イケダ氏のいう再分配政策は人生格差犯罪を防ぐ手段としては有効なものだと思いますが、世論の流れとしてそれを受け入れる人がどれだけいるのか?という問題があります。金持ちは間違いなく反対しますよね。少なくとも、こういった類型の犯罪がたまーにしか起きない現状で、こういうことを言っても、多分国に無視されてしまうんじゃないか?と。

でも、こういう犯罪が仮に毎日1万件起きるようになったらどうでしょう?さすがに金持ちの人も含めて、多くの人が「お金を独占できるメリット」よりも「自分たちの身の安全を確保するメリット」の方を優先させるのではないでしょうか?犯罪がたまーにしか起きないから、どうせ自分の身には起きないと無視できるが、それが現実的にヤバくなったらさすがにそうは言っていられないと思います。

別に私はこうした犯罪が増えることを望んでいることではありません。しかし、もし現実的に犯罪が乱立するようになれば、その犯罪乱立の原因を埋める方向に間違いなく進むと思います。たまーにしか起きないとただの「甘え」で片付けられますが、その数が圧倒的になれば、そういうことを言う人は多分いなくなる。世の中は多数決です。数を従えたもん勝ちなんです。

人生格差を放置することの恐ろしさを金持ちも中流階級もみんな経験するわけです。経験した教訓はきっと生かされて多くの人たちにこれまでとは違った考えを植えつけます。そして、所得が今よりも大分均一になり、人生格差により犯罪を起こす誘引はかなり減るでしょう。少なくとも、お金(収入)による憎悪や嫉妬の気持ちが生まれづらいでしょうし、金に困って仕方なく犯罪を起こすというケースも減ると思います。こうした治安面で平和な世の中は、すでに述べたような犯罪がとにかく乱立する世の中が訪れないと実現しないというのが、不本意ながら私の予想です。

本当なら、そんな甚大な被害が出る前にいい加減に気付いてほしいと思います。しかし、今の世の中を見るとそんな流れは生まれそうにないのです。人生格差犯罪がたまーに起きて、被害者がたまーに起きる今の世の中と、人生格差犯罪がこれでもか!?ってほど発生して、その後に訪れる平和な世の中なら、一体どっちが望ましいんでしょうね?


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