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日本の有給休暇の取得率を向上させるためのたった1つの方法

日本の企業では「有給休暇の取得率が著しく低い」ということがよく言われています。付与された日数を1年間できちんと全部消化している人はそうは多くない。一応2年間は繰越ができたと思いますが、それでも与えられた日数を、繰越期間が満了するまでに全て消化できる人って、ほとんどいないと思います。

その理由としてあるのは有給休暇をとれるほど、会社の経営に余裕がない。人件費をギリギリまで削るために必要最小限の人数しか雇っていない。だから、全員が全員馬車馬のように働くことが前提で会社経営が成り立っているようなところは、社員もそれを認識していますから、とても有給をとれる状況にはないのです。

また、そういう会社の経営状況よりも大きいと思われるのは心理面でしょう。要するに、自分より上の人間に対して「有給休暇を申請しても良いですか?」という意思を伝えることが必要という点です。しかも、多くの場合はそれは直接会って、目を合わせて話さないといけない。それが物凄く心理的なハードルが高いのでしょう。

それはなんとか改善できるような気がします。要するに、自分の有給を申請します。という意思が上司でもなんでも伝われば良いわけです。私が思うのは箱を用意して、有給をとりたいという社員は、紙に有給をとる日数、日程、理由(法的には書く必要はない)などを書いて、その紙を箱の中に入れておく、そして、箱の中をチェックする人を用意して、その人が定期的にチェックをする。

そして、別にホワイトボードを用意して、社員の名前をずらーっと書いておいて、有給が認められた場合(時季を変更する必要性がない)には、その名前の横に○でも書いてもらう。認められない場合には×を書いて、それを確認すると担当者のところに行って、時季の変更など個別に相談に応じる。という体制が私は良いと思います。

要するに、有給申請したらおそらく嫌な顔をされるから、それを見るのが嫌だ。という人が多いからこそ、心理的なハードルが上がっていると思います。それは直接を顔を合わせるからです。直接顔を合わせなくても、有給休暇の申請とそれにかかわる許可の付与について、滞りなく行える制度があれば、そちらの方が間違いなく心理的なハードルが下がると思います。「嫌な顔されているんだろうなー」と思いつつも、その顔を直接見ないで済むだけでもやっぱり大きいと思います。これで別に格段に取得率が上がるとは思いませんが、やらないよりは全然マシだろうと思います。

本当にギリギリの人数で経営していて、「会社経営に支障が出るから、有給休暇を社員にとらせない」と心から思っている企業は、こんな案は採用しないでしょうね。ただ、有給休暇は労働者がまず申請しないと始まりません。、政府も取得率70%を目指していると聞きましたが、それを本気で言っているのなら、有給休暇の取得の現場の実体を分析して、国がそもそも労働者が申請自体をしやすい環境を整えていく必要があるのではないでしょうか?


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