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「生活保護の受給者数が最多更新!」というニュースは実は喜ばしいことではないか?

生活保護159万世帯に 8月時点で、過去最多を更新
http://news.nicovideo.jp/watch/nw837523?topic

どうも、今の日本人は生活保護について非常に敏感みたいです。財源が税金だからということもあるのかと思いますけど。このニュースでは受給者数も最多を更新して、215万9877人となったようです。こういうニュースがくると、生活保護叩きが凄いんだろうなーと、Twitterを見たら案の定でした(笑)

確かに今の生活保護は問題おおありだと思います。何のための生活保護なのか?という点です。それは決して不正受給ではない。補足率の低さです。不正受給は確かに問題ですが、この補足率の低さという問題に比べたら相当霞んでしまいます。補足率とは、生活保護の受給資格を持っている人のうち、受給している人の数の割合です。日本の場合はこれが20%弱だそうです。つまり、8割の人は受給していないわけです。

受給していない理由は人それぞれでしょう。生活保護に頼りたくない、受給の仕方を知らない、恥ずかしい、叩かれたくない、プライドが許さないなど多くあるでしょう。これらの理由のうち、好きで受給していない人はそれで良いと思います。ただ、本来は受給したいけど、それができないという人もいるわけです。

例えば、すでに挙げた理由の中では、「恥ずかしい」、「叩かれたくない」といった理由はこれにあたるわけです。生活保護の受給者数は約200万人ですから、圧倒的に貰っていない日本国民の方が多いですね。その中で、月に10数万円のお金を貰っている人がいるとすれば、それを叩きにくる人が出てくるのも意味自然の成り行きでしょう。

それが恐いから、周りに自分が受給者だと知られたら何を言われるのか?そんな恐怖に打ち勝たないと受給できない生活保護ってなんなんでしょう?日本の生活保護の補足率の低さはこれだけが原因ではないでしょうけど、こういう風潮は少なからず影響を与えていると思います。

日本の生活保護は他国と比べても条件が厳しいらしいですね。これも補足率に影響していそうです。貯金があってはいけないとか、日本以外ではそういう条件を課していない国もあるそうで。貯金については、もし貯金0で生活保護を申請して拒否られたら一体どうするんだろう?と思います。

実際、この人はどうやって生活すれば良いのでしょうか?仕事はすぐに見つからないでしょうし、仮に見つかっても働き始めて給料が出るまでにはタイムラグがあります。その間どうやって生活するのでしょうか?貯金が0なら自動的に許可が下りるシステムでない以上、この条件にはやや疑問です。

話は戻りますが、日本の生活保護の客観的に見られる問題点としてはこの補足率の低さです。その原因は複数あると思いますが、今思いつくのはすでに挙げたものです。受給すべき人間のうち8割が受給できていない。不正受給ばかり目がいきがちですが、それは全体の2%にも満たない。その2%を根絶するために、水際作戦などが実行され、補足率をさらに下げているという側面もあると思います。

補足率がどんどん上がっていくような行政のあり方を目指してほしいと思います。215万人も受給しているの!?」ではなく、「たった215万人しか受給していないのか!?」ということに多くの人たちが気付いてほしいと思います。したがって、生活保護受給者数が増えていくことは、生活保護の掲げた理念がより達成された状態といえるでしょう。
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