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就活生が企業に「学歴フィルターを公開しろ!」と言っても、ほぼ無駄

就職活動の場でよく問題になっている「学歴フィルター」ですが、皆さんはどのようにお考えでしょうか?実は数日前、ニコニコ動画のニコニコ生放送で就職活動に関する討論が行われており、就活問題ではお馴染みの常見陽平氏、海老原嗣生氏などが出演していました。

そこでもこの学歴フィルター問題は取り上げられ、それについて出演者の1人である森健氏が「フィルターを設けるのはしょうがない」と話していました。つまり、学生のエントリーシートなどを読むのにも限界がある。人事の数にも限界があるから、ある程度応募が殺到するような企業では、人事が対応可能なESの数に絞っておく必要がある。だからこそフィルターは不可避であると言っていました。

つまり、事前に学生をある程度絞るために、フィルターが必要なのはしょうがないけど、それが学歴であって妥当なのか?ということが問題になるのでしょう。フィルターの基準を学歴に設定することの是非については以前書いた『就職活動で「学歴差別」問題が噴出するたびに思うこと』という記事をご覧ください。

そして、この学歴フィルターがあるということを前提にすると、学生の間から聞こえてくるのは「学歴フィルターを設けるなら、事前に公開しろ!」というものです。これは学歴フィルターにひっかかる可能性がある学生からすれば、当然の主張ということになるのだと思いますけど、はっきり言ってそれは無理でしょう。

それはどうしてか?単純に企業側にメリットがほぼないからです。学歴フィルターを設けている企業というのはある程度規模が大きいから、応募もかなり殺到しちゃうわけです。だからこそ学歴フィルターで事前に絞ると。つまり、現時点で学歴フィルターを設けないといけないくらいに応募はくるわけですから、学歴フィルターを公開(自社は学歴フィルターを設けていると告白すること)して、就活生のご機嫌をとっても何の意味もないわけです。

それはどういうことか?というと、就活生に気に入られて、応募がこれ以上増えるのも逆に困るわけです。まあ、増えるケースってほとんどないような気もしますけどね。仮に就活生が幻滅して応募が減るということも考えられなくはないですが、結局、応募の減少というメリット以上に世間に悪評を晒してしまうというデメリットが大きすぎるために、企業からしてみればそれはやっぱり不可能に近いと思います。

学歴フィルターを設置している多くの企業が続々それを公開して、「うちもやらないとまずい!」みたいな空気が流れない限りは学歴フィルターを公開するメリットがほぼないのでしょう。ですから、学生の都合からすれば公開してくれた方が良いのだと思いますが、それは企業にとっては現状では、とても聞き入れられない要求なのだと思います。

どこも公開しないのに、自社だけ公開したら自分の会社だけ世間から、就活生から総叩きを食らう可能性があります。学歴フィルターは私は別に問題があるものだとは思いませんが、世間的にはどうも印象が良くないですからね。それをどこの企業も恐れているとしたら、そりゃ率先して学歴フィルターを公開する企業は出てくるわけないですよね。


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