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「ノンストップ!」で、ソチオリンピックでの発言を巡り竹田恒泰氏と共演者が激論!

竹田恒泰氏が昨日のフジテレビの「ノンストップ」に出演した際、ソチオリンピックでの「メダルを噛むな!」発言から端を発して、「予選落ちしてヘラヘラするな」といった以前に物議を醸した発言が番組内で再燃したみたいですね。今回は番組共演者の西川史子氏、竹山隆典氏、千秋氏、鈴木紗理奈氏など、彼に対して批判的な人ばかりであったために、こういった人たちから多くの反論が飛び、激論となっていました。

それはそれで可哀想だとは思いますが、私自身も彼の発言にはあまり賛同できません。数日前に「昨晩放送していた「ビートたけしのTVタックル」の生活保護特集を見て思ったこと」の記事で竹田氏を批判したばかりですが、どうも彼とは馬が合わないようです。彼は「国を背負っている」ということ、そして「国費を使っているということ」を根拠に、「しかるべき振る舞いをしてほしい」ということを言っています。

ここで「しかるべき振る舞い」っていうのがおそらくヘラヘラしないとか、メダルを噛まないってことなんでしょう。彼がそう思うのは自由なんですが、別にメダルを噛むのがしかるべき振る舞いじゃないのでしょうか?私自身はメダルを噛みたいとは思いません。ただ、別の選手が手にしたメダルをどうしようが、究極的には選手の勝手だと思うんですけどね。不快感を感じるのはしょうがないですが、メダル噛むことは別に外部がいちいち言うことかな?という気がしています。また、これに関しては報道陣の要求で無理矢理やらされていると指摘する声もあり、この場合に完全に選手は被害者です。

また、ヘラヘラするというのは実際、私はそういう場面を見たことがありません。そんなに真剣にオリンピックを見ていませんでしたが、ヘラヘラしているという基準も人によって大きく異なるものであり、一概に何がヘラヘラとも言いがたいでしょう。また、主に競技終了後のことを言っているんだと思いますが、これまで頑張って練習に打ち込んできて、でも、力が足りずに予選落ちしてしまったときに、そういうときの気持ちってその選手にしか感じられないものです。

そのときに選手がどういう精神状態か?ってのは、基本的にはただ観ている私たちにはほぼ分からないもので、それを自宅のテレビから冷静に見ている私たちが簡単にモノを言ってしまうのは、それこそいい加減な行為ではないか?と思うんです。彼らの悔しさとか、苦しさとかは彼らにしかワカラナイ。彼らだって心の中では申し訳ないという気持ちも少なからずあると思います。彼らの本当の本当の心は読めないのに、それが少し態度に現れてしまったとしても、だからといってそれだけで軽々しく批判すべきじゃないかと思います。心も身体も疲れているときにちょっとくらいヘラヘラしても良いと思いますよ。どんなときでも毅然として振舞えとかは、競技に参加していない人間だから言えることのように思います。

また、選手の態度にあれこ過度にケチをつけるようになると、選手が萎縮してしまうだけです。余程のものではない限り大目に見るべきではないでしょうか?そうしないと、オリンピック期間中は常に誰からも批判されない態度で過ごさないといけない。そんなことを頭の中に多少は浮かんできてしまって、練習とか競技本番に対する集中力を逸らすだけで、結果的にメダルと獲れないとか、そういうこと起きかねません。私たちがすべきことは、できるだけ選手が集中して楽しくプレーできるように、優しく見守りながら応援することではないでしょうか?

また、私はずっと前から疑問に思っていたことですが、オリンピックに参加する選手がいつしか国を背負わされていることに若干違和感を感じます。いつから国の団体競技みたいになったんだろう?こういう雰囲気になると、国の獲得メダル数とかスポーツ番組とかでも発表されて、他国と比較されて、メダルを獲った選手は大きな賞賛を浴びて、メダルを取れなかった選手は番組内で批判はされませんが、日本国民はがっかり・・・。みたいな感じになっちゃうのです。

オリンピックって、本来はいろいろな競技の選手が個別に競技に臨むものですが、オリンピックという1つの枠組みの中で行われて、いろいろな競技の選手がほぼ同じ日程で競技を行うからこそ、そういった感じに見えるだけだと思います。開会式の国ごとの入場行進とかもありますから。でも、本来は国同士の威信をかけたチーム戦といった趣旨はないと思います。

国が一丸となって頑張るみたいな雰囲気自体は良いものだと思うんですが、こういう雰囲気があると、その国の威信なんていう莫大なプレッシャーを選手に背負わせることになって、それこそが本来の力を発揮させづらい傾向にあるんじゃないか?と思います。国の威信なんて大義名分があるせいで結果的にメダルを獲れない選手、態度が気に食わない選手にを判する人もいるわけですからね。

本来は選手が個人的に参加する大会であって、国民にその結果とか態度をあれこれ言われる筋合いはないと思っています。私がテストで0点とったら見ず知らずの人に叩かれるようなもんですよ。しかし、テレビ中継されること、国民の注目が集まりやすいこと、そして国費が使われていることなどから、どうしても国民は選手にあれこれを文句を言いたくなってしまう。そういう事情というか、側面があるのでしょう。

実際、この番組で竹田氏は「国を背負っちゃってる」という言葉をかなりの回数使っていました。しかし、竹山氏が「国を背負うというのは我々外からの人間があまり言い過ぎてはダメですよ。国を背負う、背負わないというのは選手個人が考えるべきもの。(中略)彼らはスポーツに全力で取り組んだ。だからインタビューでの最後の一言は関係ない!」と言っています。

少なくともオリンピックはスポーツをしに行く大会なのですから、スポーツに真剣に取り組んでくれればそれで良いと思うんですよ。そもそも、彼らはスポーツをしに行っているんだから、そこでテレビ局のインタビューとかに答える義務はそもそもないわけです。サービスで答えてくれているのに、答える内容とか、態度とかに文句を浴びせるのはやっぱり違和感おおありです。インタビューに答える義務はないのだから、無視してどっか行っちゃたら、それはそれでまた叩かれるんでしょうし。

インタビューの答え方、内容、態度で不快感を感じる人がいるのはそりゃしょうがないです。ならば、テレビ局にインタビューするな!と言う主張を展開した方が良いんじゃないか?と思います。善意で答えてくれているのに、こういう批判の仕方はどうかと思います。仮に国を背負っているのが正論だとしても、スポーツを真剣に取り組んだ時点で彼らはその責務を果たしたと思います。その後の態度とか、インタビューに答えるというのはスポーツとは別の話であって、そこまで国を背負わせるのはどうかと思います。国の代表だから空気読んだ態度をとれとか、発言をしろというのは、ちょっと良い杉ではないでしょうか?

スポーツはまずは選手が楽しむことが大前提だと思います。楽しめないオリンピックに選手はナンノタメニ参加するんでしょうか?勿論、竹田氏が言うように「オリンピックはみんなが勝ちに行くから面白い」というところは同感で、少なくとも勝つ気がないで参加するのは問題だと思います。ただ、そんな選手はいないと思いますし、その勝つという気持ち自体も楽しむことと通じると思います。世界のトップクラスの選手と勝負を競えるという楽しさが根底にあって、そこから、真剣に勝負したけど、力が及ばなかった。でも、こういう経験をできて楽しかった・・・。って思うことは何ら不純じゃないと思います。

この人は過去のオリンピックを例に出して、誰が見ても「あちゃー」という振る舞いをした選手がいたから、それはやめてほしいという意味で、今回の発言をしたと番組内で語っていますが、ちょっとヘラヘラしてるとか、「楽しかった!」って話すことは、この人の言う「あちゃー」のレベルなんでしょうかね?この程度で不快感を覚えるのって、ごく少数だと思うんですけどね。

今回の騒動も含めて彼のこれまでの発言を通して見てみると、この竹田氏が公で発する意見はほとんど自分の価値観とか、信念のみが主体になっていて、実際の当事者のことをほとんど考慮していない雰囲気が見られます。前回の生活保護制度の問題では、自分の都合とか、自分の考える正義のみで発言していて、生活保護を受ける受給者のことをほとんど考えていないような発言に私は思えましたが、今回のことも選手の気持ちを理解しないで、自分の感情こそが優先されてしまっている。そんな風に映ったのです。


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