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公務員の入れ墨が一律に禁止される意味不明な大阪市の規定

バレンタインの日に見たニュースなんですが、大阪市の学校の事務職員の人が刺青を入れていたということで、減給処分を受けていたみたいです。この女性は左腕と左足首2箇所、合計3箇所に刺青を入れていたみたいです。実は大阪市では、以前も同様の問題が起きており、かなり問題視されていました。

女性職員が手足の「入れ墨」で減給処分 「大阪市」の職員倫理規定は厳しすぎないか?
http://blogos.com/article/80404/

刺青というものの価値観は人それぞれというところでしょうか?私に言わせてみれば、こんなことで揉めているのか?と呆れるくらいです。そりゃ、遠山の金さんみたいな、どでかい、しかも相手を圧倒するようなものならまだしも、身体の一部にちょっとしたワンポイントで入れているものまでダメ?しかも旧来の刺青とは絵柄もまた全然違う柔らかい印象のものが多いみたいです。


>しかし思い返せば、このルールが導入された際に問題視されていたのは、「市民に不安感や威圧感を与える」といったケースだったはずだ。図柄やデザインは明らかではないが、若い女性の腕や足首にある500円玉大、数センチ程度の入れ墨が、市民に不安感や威圧感を与えるのだろうか。

大阪市は職員の刺青禁止規定を設けたようですが、これはおそらく刺青であれば、場所を問わず、絵柄を問わず、とにかく全部禁止ということなんでしょう。私は100歩譲って、遠山の金さんレベルの刺青に不快感や恐怖感を感じる人がいるのは理解できますが、完全に従来の刺青とは印象が違う、完全にオシャレ目的のものまで禁止する必要があるのか?と思います。

こういったものはタトゥーと言われ、刺青とは概念的にちょっと異なるものです。一般人が想起する刺青と概念的にやや異なるものまでを内包して禁止するって、正直意味がわからないです。それらが本当に恐怖や威圧感を感じるのでしょうか?私はさすがにこれは無理があると思います。

また、市の職員の中には女性を中心に茶色とかに髪を染めている人は多いですし、しかし、こういった行為は不良のイメージが世の中の理屈ではあるようですが、特に咎められるということは聞きません。おかしいですね。不良=公務員として相応しくないと思います。また、公務員の社会的信用の問題を持ち出す人がいますが、市民が納得いかない嗜好を全部禁止するなら、じゃあ美少女フィギュアを収集している人、成人もののビデオを溜め込んでいる人も調査して、収集禁止か?

市民に知られれば、「えー・・・」ひいてしまうような趣味、嗜好を持っている人は当然公務員にもいるはず。市民にとって不快で、かつ社会的信用を失う行為なんて挙げたらいくらでもありそう。刺青がそれに当たるなら、すでに挙げた例もそれに当てはまりそうですね。これらは調査しないのでしょうか?刺青だけたまたま発覚したからというだけで、刺青だけがダメというのも多分納得しない公務員が多いでしょう。市民のことを考えて刺青を禁止するなら、じゃあ、もっと他にも禁止するものがあるんじゃないの!?と思います。


>「みなさんは、何もかも権力者に決めてもらう世界をお望みでしょうか? 入れ墨をするかどうかは『個人の自由』に属する問題です。個人の自由を規制するルールについては、あくまで必要最低限にとどめるべきで、業務に支障をきたさないものまで禁止すべきではないと考えます」

弁護士の方はこのように言っています。刺青に関しては恐怖心や威圧感よりも、ただなんとなく嫌いだからという理由で非難している人が多いように思います。すでに述べたように現代のファンションの目的で入れている刺青はその多くが単なるワンポイントに過ぎないものであり、これに対して恐怖心や威圧感という言葉で表現するのはさすがに無理があるし、それこそ刺青を嫌いな人がそれを好きにさせないための口実に使っている便利な言葉なんじゃないか?と思います。

結局、ただ「なんとなくイメージ的に嫌いだから」という理由は分かりやすい言葉でいうと、「偏見」というものにも言い換えられるでしょう。そして、その偏見を助長するのが大阪市の刺青禁止規定になります。私は少なくとも洋服で隠れているところにしている刺青まで禁止にする必要性はないと思います。洋服で隠れているということは身体検査でもしなければ、その存在が知られることはなく、当然市民にも恐怖、威圧感を与えようがないからです。

公共の福祉に反しない限り、個人の人権はある程度自由に認められるはずですが、こういった刺青が公共の福祉に悪影響を与えるか?というと、私はそうは思いません。ただ、嫌いとか、気に入らないという人は多くいそうですが、少なくとも公共の福祉に影響を与えるというためには、嫌いとか、気に入らないという感情では全くといって良いほど足りないでしょう。

個人の精神的自由を制限する場合には、規制をする手段がその規制目的を達成を達成するために必要最低限のものなければならないとされています。つまり、一律に刺青を禁止するのは手段としてはやり過ぎだと、私は客観的に評価しています。世の中の意向にできるだけ沿う(空気を読む)というのが公務員のあるべき姿なのかもしれませんが、住民のご機嫌取りのために何もかも制限されても仕方ないのが公務員なんでしょうか?


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