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ミスチルの楽曲の歌詞が時代を反映?1997年と現代の人生観や仕事観を比較してみる

歌詞は世代を反映するものだ。昔の曲を何気なく聴いて、当時の空気感を思い出す人もいるだろう。10月29日、ツイッターにこんな投稿が寄せられた。投稿者の男性が奥さんと車の中でMr.Childrenを聴いていたら、「タイムマシーンに乗って」という曲が流れた。1997年にリリースされたアルバム「BOLERO」の収録曲だ。

同曲の歌詞には「How do you feel? 安定した暮らしに老いていくだけの自分ならいらんのだ」という一節があるが、男性は「あまりにも90年代らしくて運転しながら笑ってしまった」といい、

俺 「いや歌詞が…『安定した暮らしに老いていくだけの自分なら要らんのだ』って」
妻 「何それ欲しい」
俺 「欲しいな」」

と夫婦の会話をツイート。約1万2000件のリツイートがされ、話題となった。

非正規労働者の割合も当時は2割程度、まだまだ安定していた時代


1997年と言えば、バブル景気崩壊後とはいえ、今と比較すれば世の中にはまだ勢いがあったころだ。同局の歌詞を見ても、

「人生はアドベンチャー たとえ踏み外しても結局楽しんだ人が笑者です」

など、まだまだ余裕を感じることができる。ちなみに、1997年の男性の平均給与額は約577万円。対して2014年は約514万円と約60万円少ない。リーマンショックのときから緩やかに回復しているとはいえ、当時の水準には及ばない。非正規労働者の割合も、近年は約4割に及ぶのに対し、1997年はまだ23.2%となっている。

当時中高生でミスチルの楽曲を聴いていた人たちは今や30代。人員はカットされ業務量が増えるのに給料は上がらず、長時間労働やサービス残業で疲弊している人も多いだろう。安定した生活が保障されれば十分勝ち組ともいえる。

ツイッターでも、歌詞の「安定」が欲しいというコメントが多く出ていた。


Mr.Childrenの曲は私も中高大とよく聴いていたことがある。とはいっても、1997年当時は小学生で、音楽なんかほとんど興味がない頃ではあったけど。私がミスチルを聴きだしたのは2003年くらいかな?BORELOの発売から結構経っている。当時は掌とくるみの両A面シングルが出ていたときくらいで、ミスチル全盛期からはやや時代が違うと思うし、CDが売れなくなってき始めた時代でもあると思います。

ミスチルの楽曲が「時代を反映」と話題 1997年の歌詞「安定した暮らしはいらない」に「何それ欲しい」の声」から今回の文章は引用したが、ミスチルの歌詞は表現が秀逸なものが多いという印象は確かにある。1997年当時は安定した暮らしに老いていく自分が嫌だという風潮があったんだろうか?ただ、それって今でもあるんじゃないか?と思います。安定した暮らしを手に入れる難易度は上がったかもしれないが、安定した暮らしを手に入れるために犠牲にするものが多いという点からは、安定した暮らしをするためには仕事オンリーに人生を捧げないといけない。そう感じている人が多い気がするし、近年の長時間労働などの問題を見ていると、安定した暮らしを手に入れるために、他に楽しいことを見つけたり、実践する余裕が無い人が多い気がする。

それが当たり前みたいな生き方として根付いてしまった以上、そこから多くの人が脱却するのは厳しいと思う。でも、安定した暮らしをするために老いるだけの人生を送っている人は現代でも多くいると思う。現代では安定した暮らしを手に入れることがさらに難しくなり、ただ老いるだけの人生のために安定した暮らしを手に入れることすら難しくなってしまったというのはあるでしょう。仕事をしないと生きていけない、仕事がないと生きていけないという2つの強迫観念はいつの時代も存在していたはず。それがなくならない限りは、安定した生活を求める者も、安定した生活のために老いるだけの人生の人もかなりの割合で存在するんじゃないですか?
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