トップページ | 全エントリー一覧 | RSS購読

就活の面接に落ちまくることではなく、働かないといけない社会への不満を持つべき

いろいろな話題で「日本〇ね」とするキーワードがよく散見されるが、次はいよいよ就職活動みたいです。面接で10連敗している学生が、日本に対して恨みつらみをブログで語っており、それが話題になりました。「「就活落ちた日本死ね」面接”10連敗”中の学生ブログが物議」に詳細が載っていますが、ある種賛同できる部分も多いですね。それは結局、働くっていうのは苦痛を強要されるからです。働くっていうことは生きていくために必要だが、それをなぜしないといけないのか?の問いは見出せない。

>ブログを書いたユーザーは、解禁前の5月2日時点で「既に10回も面接受けてる」と告白。そして「一生働くことになるかもしれない企業を、たった数ヶ月で選ばせるなんて狂ってる」「企業はルール守らねえし、学生は面接で嘘つきまくり。就活=嘘つき合戦」「こんなことやってる国が経済発展なんて無理でしょ。日本なんてさっさと沈め死ね」などと怒りをぶちまけている。

 この「就活落ちた日本死ね」記事に関して、読者を中心に物議を醸している。「私も就職活動に失敗したので共感します」と賛同する意見もあるものの、「100連敗位してから投稿しろ」「日本のせいにしてるうちは何やっても大成しない」と非難がやや多い。


働かないと生きていけないから。という回答は回答になっていない。なぜなら、それは現実を説明しただけであり、働かないといけない理由ではないからだ。理屈になっていないのです。で、現実的には働かないといけない世の中なので、多くは不満を抱きつつも働いている。働かないといけない社会じゃなくなれば、この就活生のような苦しみは生まれない。つまり、面接10連敗が嫌ならば、就職活動をやめてしまえば良いからです。でも、現実は働かないと生きていけない社会では、それができない。

つまり、働く前も働いた後も苦痛を受けないといけないのが労働になりますよね。この就活生は就職活動の仕組みそのものへの不満らしいが、私はさらに根底にある働かないといけない社会の仕組みへの不満が大きいですよ。人間が生まれた時点で、働くってことが強制されるわけでしょう?生きていくためにはね。親が養ってくれる場合もあるかもしれないが、そんな家庭はまずない。それどころか、働かない子供は家から追い出されたりする。こんな苦しい社会ならば生きていきたくないと思って、人生からドロップアウトをする人もいる。

現実的にそういう選択をしないまでも、その苦痛を味わうか?どうかの選択権は生まれてしまった時点でないわけだ。別の例を挙げると、若者が損をすると言われている年金の問題がありますね。しかし、年金制度も私たちが生まれてくる前に先人たちが勝手に作った制度で、それに若者が巻き込まれている構図です。先ほどの働かないといけない社会に疑問を投じ、働かないと生きていけない社会なんておかしい!と主張しても、大半は「何言ってんだこいつ」と思うのではないだろうか?それは生まれた人間は働いて社会に貢献しないと、社会が成り立たないからだ。つまり、働かないといけない社会おかしいという主張が理屈から言って正しいとしても、その主張を認めてしまうわけにはいかない。認めたら自分たちが困るという事情があるのです。

しかし、年金制度もすでに仕組み自体が出来上がってしまっていて、高齢者は若者の保険料を充てにしているわけだから、若者が年金保険料を払わないという選択をすると、高齢者が困るわけだ。そうなると、先ほどの理屈と同じになる。年金制度に不満を持っていようが、つべこべ言わないで保険料を払い続けろと言える人以外は、働かないでも生きていける社会にしろ!という意見に反論してはいけないことになります。

働かないで生きていける社会を作れという意見は、理屈から言うと正しいと思うよ。生まれた人間が強制的に労働という名の苦役に興じないといけない理由は見出せません。それをやってくれないとみんなが困るんだから、あなたもやってよ!と説得が出来るくらいでしょう。でも、それは年金制度にもそのまま当てはまる。だから、年金制度もあなたが保険料を払わないと高齢者が困るんだから、若者が損でもちゃんと払ってよ!と説得することは、働かないといけない社会が存在するうえでは、理屈的には間違っていないとなります。つまり、働かないとみんなが困るから、強制的にみんなが働かされる社会が存在している限り、損をすると分かっている若者は年金保険料を払い続けないといけないのです。
関連記事

 
トラックバック
トラックバック送信先 :

プロフィール

Auther:さいてぇ(管理人)

ハンカチ世代の零細フリーランサーです。毎日とても眠くて起きるのが大変です”_| ̄|○”ハァハァハァ


ブログパーツ

スポンサードリンク

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム