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ベーシックインカム反対の理由が「働かざるもの食うべからず」なのは違和感

ベーシックインカムの賛否を問うと、全体的には反対派の人の方が多いらしい。私もいろいろなところで反対する人の意見を見てきました。その中で結構な人に共通する1つの言葉があるんです。それは「働かざる者食うべからず」というものです。これは実は誤訳で、本当は別の意味だとする解釈もあるようです。

これを社会の基本原理だとして、ベーシックインカムで働かない人にお金を給付することには反対だという人がいるのです。私はこれが反対の理由になるのか・・・?と思っています。この言葉が生まれたのはそもそもいつの時代なんでしょうか?聖書にも載っているような言葉ですから、相当古くからあったのでしょう。これは当時の事実をそのまま表した言葉だと思います。当時は働かないと食えなかったんです。

今みたいに機械はありません。食べ物を生産するにも人間が働かないといけない。だから、働かない者は食えないというのはこの時代の事実をそのまま表した言葉なのだと思います。しかし、それをそのまま現代で主張することは正しいのでしょうか?別にそういう価値観を持つことは自由だと思います。ただ、昔は社会全体は働かない者は食えないという状態だったのですから、「働かざるもの食うべからず」は客観的な事実です。

したがって、この時代にベーシックインカムをやろうとしても不可能でしょう。だから、これは反対というか実現不可能を主張する理由にはなるのです。しかし、労働のほとんど機械で代替できる現代では、こんな言葉は事実無根ですよね。人間が無理して働くからこそ無駄な労働が生まれているとも見ることができる時代です。ですから、現代ではこの言葉は事実ではありません。完全に人々の価値観になっちゃってるわけです。個人の価値観によって、ベーシックインカムに対して反対をするなとは言いませんが、反対の理由としてはかなり弱いというか、説得力に欠けると思います。

なぜなら、ベーシックインカムが導入されても、個人の「働かざる者食うべからず」という価値観は妨害されないからです。BIが支給されても、「働かざるもの食うべからず」と信じている人は、今まで通り働けば良い。それだけですよね?ただ、中には働かないで食っている人もいるわけです。そういう人を許せない人がおそらくいて、そういう人たちがBI反対の理由として、これを掲げているのでしょう。

ただ、これは客観的に見たら、ただのお節介だと思うんですよね。別に働くのが当たり前とか思うの構わないわけですよ。でも、それはあなたの価値観とか、意見に過ぎないと思っていて、別にこの世の真理ではないはず。にもかかわらず、それを主張して、BI実現を阻むのであれば、それは完全に他人の人生に対する無用な干渉になっていると思います。

繰り返しになりますが、ベーシックインカムでもあなたたちが主張する「働かざるもの食うべからず」という価値観は害されません。今まで通りどうぞ働いてください。それが実現するのです。しかし、それが自分だけじゃなくて、全員そうじゃないと納得しない、許せないというちょっと厄介な人たちがいるのは事実のようです。「働かざるもの食うべからず」という言葉は今の時代にそぐわないどころか、私にとってはBI反対の理由としては少しおかしいんじゃないか?と思っています。


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