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安いものにはリスクがある「安かろう、悪かろう」の精神の大切さ

昔の日本では「安かろう、悪かろう」という言葉があったらしい。その時代を私は生きていないので、詳しい話は分からないが、要するに安いものはそれだけ質が低いということを表した言葉なんだと思います。でも、現代の日本はそうじゃない。安いものでも質はちゃんとしている。というか、ちゃんとしていないと売れない。牛丼屋のメニューは安いものが多いが、どれもそれなりに美味しいはずです。『失われる「安かろう悪かろう」「安物買いの銭失い」の精神』の記事では、そういうかつての精神が忘れつつあることの弊害が指摘されています。

>あまりにも安いものにはそれなりの理由があるということだろう。これについて、日本人は昔から「安かろう悪かろう」という短い言葉で説明してきた。また、安いものに飛びつけば、結局は粗悪なものを掴まされることになる。すると、体調を崩したり、買い直さなければならなかったり、結局、余計にお金がかかるということを「安物買いの銭失い」と表現してきた。

 そうした「不自然に安いものへの警句」は、かつての日本では母が子に伝えていく「生きていくために必要な生活の知恵」だった。だが、現代日本ではその知恵は失われつつあると、多くの識者が指摘する。


安いものは質が悪い、または質が悪くてもしょうがない。そういう認識さえあれば、避けられたかもしれないトラブルはあった。ということかもしれない。軽井沢で起きたスキーバスの事故に関しても、利用者の料金はかなり安いということらしいが、昔の価値観から言えば、こういう料金を提示するバス会社は、間違いなく事故を起こすリスクとか、時刻どおりに進まないとか、いろいろな質の低下のリスクがある。といった目で見られた人が多いんじゃないか?と思うが、現代人は安くても最低限の質は確保されているはずだ。またはされていないといけないはずだ。と考える人が多い。

そうしないと利用者が集まらないから、料金が安い会社もどこもやっているはずなんですが、そういう会社が多いせいか、客が錯覚するのかもしれない。どっちが正しいと言うつもりはないが、安いものは悪いという価値観と安くても良いものじゃないければならないという価値観は両方ありえるし、昔と今で移り変わりつつあるのでしょう。でも、普通に考えたら、程度にもよるけど、あまり安いものに多く求めすぎるのもどうか?という感じもしないでもない。法律で決まっている最低限の努めは果たしてもらいたいとは思うが、あまりにも安い会社はもはやそこまでをしっかりやっていれば、後は適当で良いと言われても仕方ないかもしれない。その上で何かしらのトラブルがあれば、もはや法律の基準が悪いということになるし、それ以上の努力や質を求めるならば、もっと高いお金を払って別の会社を利用して欲しいという言い分もながたい間違っているとも思えないのです。

>「日本ではバブルが崩壊してデフレが深刻化してきた2000年代前半から『安いもの=悪いもの』ではなく、『安いもの=お得なもの』という考え方に変わってきたと思います。

 景気が悪くなり、給料が下がっている消費者にどうしたら商品を買ってもらえるかを業者側は考えました。それには値段を下げるしかない。しかし、ただ単純に安くするだけでは“質が悪くなっただけ”と捉えられて、買ってくれない。そこで、業者は消費者を安心させるために、『お得品』『お値打ち品』と広告を始めたんです。

 消費者にだって商品を比較するチャンスは常にありました。ところが、業者の宣伝に甘んじた消費者側も、“とにかく安いほうがいい”と安易に発想を変え、いいものと悪いものを選別しようとする姿勢を捨ててしまったのではないでしょうか」


私は実際、現代人ではあるが、安かろう、悪かろうの精神を持っています。だから、安いものには必ずリスクがあると思っているから、自分の感覚の中でちょっと安すぎない?と思うものは利用しない。安かろう、悪かろうの仕組みは昔でも、今でも間違いなく存在しているんですよ。それは安くするためには、1番は人件費を削らないといけない。人件費を削ると、薄給かつ少人数で労務にあたらないといけなくなり、当然労働者のモチベーションが低いから集中力を欠きやすい、そして長時間労働になりやすい、そういった点からミスが起きやすい。

これは間違いなく言えると思うので、こういった仕組みからも安いものが何らかのリスクを多く抱えているというのは、客観的に言えると思うし、記事の筆者が言っている通り、良いものを悪いものを選別する姿勢を捨ててしまった。高いものはもちろん、安いものにも良いものが多いし、そうあるべきだという価値観が根付いてしまったのではないか?と思います。いろいろなものから身の安全を守るならば、この「安かろう、悪かろう」の精神は本当に胸に刻んだ方が良いと思います。安くても良いもの提供しろというニーズが客の中にも多くあるのは確かだと思うが、ニーズはあっても現実的に提供できるとは限らないし、仮に提供できていても、それは見た目がそうなっているだけで、裏にはとんでもないリスクが隠れている。そのうえで実現している安くて良いものになっているかもしれないのです。

だから、本当に安全を気にするならば、安いものには飛びつかない方が良いと思うんですよね。安いものは上記で説明したような労働者と人件費をめぐるリスクが隠れているかもしれないし、法律を破って営業しているかもしれないし、そういう疑いの目を向けるべき対象として、安いモノを見ていく癖をつけた方が良いのではないでしょうか?高いものが絶対に安全とも言い切れませんけど。安いものに手を出したら、何かしらも問題が起きてもしょうがないくらいの見方をしておいた方が、身を守るための心構えとしてより万全だと思いますよ。
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